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AIに仕事を奪われないために――これからの生き方と働き方を考えるための本
人生100年時代はすぐそこまできています。そして、2038年までに日本の労働人口の約半数の労働がAIやロボットに置き換わる可能性が高いと言われています。この先の時代は、生き方や働き方を否応なく変えていく必要があるのかもしれません。どのような生き方を目指すべきなのか、深く考えるヒントになる本をセレクトしました。
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2007年生まれの日本人の半数は、107年以上生きると予想されているのだそうです。そうなると、生き方や働き方も変えていかざるを得ないでしょう。どう長寿化社会を生き抜くか、という人生戦略を本書では提示しています。著者のリンダ・グラットン氏は、2017年に発足された「人生100年時代構想会議」の一員でもあります。
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「AI」が人類並みの知性を持ったら、雇用はどうなっていくのでしょう。本書では人工知能と人類の対立軸から2030年の未来を示し、経済に及ぼす影響を概観しています。マクロ経済学者である著者は、新時代の社会保障「BI(ベーシックインカム)」の導入を提言しています。
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人間さまお断り 人工知能時代の経済と労働の手引き
ジェリー・カプラン(著) , 安原 和見(訳)
不思議なタイトルが目を引きますが、原題を直訳すると「人間応募不可」です。人工知能が人間の雇用を奪う未来を予測するような皮肉と諧謔に満ちたタイトル。そして人工知能を「合成頭脳」と「労働機械」に分けて技術面からマクロな経済政策まで解説した、今後の社会や産業を見通すことができる一冊です。
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日本が「第四次産業革命」における変革の先頭に立つためには、どのようなビジネスマインドを持つのが望ましいかを説いた指南書です。IoT、ビックデータ、人工知能でもたらされる「第四次産業革命」についてもわかりやすく解説しています。映画を題材にしたコラムも、未来を考えるいいヒントになるでしょう。
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