ブックキュレーターhonto編集員
少年犯罪の被害者家族・加害者家族の深い悲しみと苦しみについて書かれた本
センセーショナルに報道されることも多い少年犯罪。事件によって、被害者・加害者本人だけではなく、家族の人生も大きく変わってしまいます。深い悲しみ・苦しみの底で、彼らは何を感じているのでしょう。「謝罪とは?」「更生とは?」「償いとは?」「赦しとは?」・・・。人権やマスコミ報道、法律についても考えるきっかけになる本です。
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謝るなら、いつでもおいで 佐世保小六女児同級生殺害事件
川名壮志(著)
著者は新聞社の長崎県佐世保支局で「佐世保小6同級生殺害事件」に、被害者の父親の部下として遭遇します。以後10年にわたり取材を続け、事件についてや被害者の父・兄、加害者の父へのインタビューなどをまとめました。印象的なタイトル「謝るなら、いつでもおいで」は、インタビューで被害者の兄が放った加害者に向けての言葉です。
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淳それから
土師 守(著) , 本田 信一郎(著)
日本中を震撼させた、「酒鬼薔薇聖斗」による「神戸連続児童殺傷事件」。その被害者の1人の父親と、ノンフィクションライター・本田信一郎の共著です。犯人は社会復帰をはたしましたが、被害者遺族の悲しみが癒えることはありません。少年法の改正や犯罪被害者等基本法の成立についても詳しく書かれています。
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