ブックキュレーターhonto広報担当 土佐勝彦
ルールを知らなくてもOK!奥深い囲碁の世界を知る本
古来より文人の芸「琴棋書画」として将棋と並び双璧をなす囲碁。日本のみならず韓国や中国も参加してプロ棋士による対局も行われています。囲碁のルールをマスターするには時間がかかりますが、ルールがわからなくても楽しめる作品を集めました。対局の緊張感や勝利への執念、ライバルとの切磋琢磨、囲碁の未来に至るまでを感じて下さい。
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幻庵 上
百田尚樹(著)
現代のようにリーグ戦を勝ち抜きタイトル保持者と7番勝負で名人を決めるのではなく、四つの家元が争碁で跡目争いをしていた幕末の囲碁界。名人碁所の座を目指して猛者たちが繰り広げる死闘。同時代に複数の実力者がいて、権謀術数あり、運命あり。才能以外にも年齢差や病をクリアして覇権を握るのは誰だ?
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AIvs人間が話題になる中、ディープラーニング技術を駆使し、世界のトップ棋士を圧倒した「アルファ碁」。進化を続け人の棋譜を利用せずに自らの強化システムだけで過去のバージョンを圧倒する域に到達し、汎用性のあるアルゴリズムで囲碁以外のゲームにも展開可能に。囲碁を通して人間とは何かに迫ります。
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碁盤作りに適した木を知っていますか?その木のどの部分を使うかで全く違う仕上がりに。元棋士で碁盤師に転身した男と彼を慕う若い棋士を中心にして碁盤を巡る事件を解決していきます。対局の場面はあまりありませんが、碁盤にまつわる薀蓄が満載です。「あとは、盤面に線を引くだけです」の決め台詞が冴えわたります。
ブックキュレーター
honto広報担当 土佐勝彦hontoの広報として、ニュースリリースや取材・イベント対応に従事。家に本がある環境に育ち、小学生の時に読み始めた日本文学全集のおもしろさにはまり乱読を開始する。その後通学・通勤時間を利用して歴史小説やミステリーに凝る傍ら、コミック誌にもくまなく手を伸ばす生活に。現在は暇さえあればコミックを電子書籍で、小説を文庫本でというスタイルで乱読を継続中。登山の友として本を持参するものの疲れて読まずじまいに多々陥る。好きな作家は司馬遼太郎と安部公房。
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