ブックキュレーターhonto編集員
無敵の○○流、必殺××剣。とにかくめっぽう強い剣豪が登場する時代小説
時代小説の根強い人気が続いていますが、過去にも大正時代や昭和30年代のブームなど、その時代時代を反映した時代物のモテ期が何度かありました。その中からとにかく強い剣豪が出てくる本をセレクト。剣豪小説の王道をゆく武士や侍の本、主人公でないけど剣の達人といろいろなパターンがありますが、「ウム、できる!」と唸らされるはずです。
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背が低く、年寄りで、顔は「もくず蟹」に似てしかも大酒飲みという、おおよそヒーローに似つかわしくない主人公が出てくる本です。しかし、主君に恥をかかせた大名四家にケンカを売る腕は確か。使うは一子相伝の「来島水軍流」の秘剣で、押し寄せる敵をバッタバッタと切り倒します。スカッともホロリも存分に用意されています。
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姿を消した妻を追って江戸へ出てきた主人公・湯瀬直之進。やっと探し当てた妻の口から出たのは、好きだった男を殺した男・倉田佐之助を追って郷里を捨てたという意外な事実です。直之進も強いのですが、この佐之助がめったやたらと強いのです。入り組んだ男女関係の行方も放っておけない一冊です。
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江戸幕府のキリシタン弾圧で転向した宣教師と大目付の娘の間に生まれた異端の剣士・眠狂四郎。徳川200年の泰平で頽廃ムード漂う江戸を舞台に、幕閣の権力争い、悪徳豪商の暗躍などを織りまぜて、秘剣「円月殺法」が闇に舞います。昭和30年代初頭、週刊誌に登場し、剣豪小説ブームの火付け役となった大ヒット小説です。
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