ブックキュレーターhonto編集員
いつまでも光り続けるあの一時期を思い出す。思春期の痛みを描いた物語
何もかもが切なく、何もかもが疎ましく、何もかもが眩しかったあの頃。オトナになったらそんな10代の一時期の感覚は忘れがたくなり、私たちの身体の中に印象的に光り続けます。そんな独特の感性と風景が心に広がる、思春期の痛みを描いた物語を紹介します。懐かしい情景が、あらゆる感情を揺さぶるはずです。
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ようちゃんの夜
前川 梓(著)
同級生のようちゃんはちょっと不思議で、憧れで、やさしいけれど怖い。主人公・亜沙子の目線から、10代の少女たちの危うく繊細な感情の機微を描いた小説です。焼けつくような痛みを伴う心情描写と、独特の世界観の広がりが印象的に描かれています。誰もが心の中に宿すようちゃんのことを、きっと思い出すはずです。短編「あたしをみつけて」を併録。
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