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哲学書は難解すぎる!そんな人にオススメの「哲学エンターテインメント」本
哲学に興味があるけど、難しそうで手を出せないでいる。そんな人は案外多いでしょう。「私って何?」「なぜ世界はあるの?」「私が見ている世界と、他の人たちが見ている世界は同じなの?」そんなことが気になるけど、哲学書は難解すぎる。そんな人にオススメのおもしろくてよくわかる、「哲学エンターテインメント」とでも呼びたくなる本を紹介します。
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薔薇の名前 上
ウンベルト・エーコ(著) , 河島 英昭(訳)
14世紀前半のイタリア、世俗の権力をめぐって教皇と皇帝が対立していた時代。山中に外界から閉ざされたように建つ修道院で次々と起こる殺人事件を、1人の修道士が解決していく物語です。ミステリーとしてのおもしろさとともに、神学的な議論が読者の知的好奇心を刺激します。
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ソフィーはごく普通の14歳の少女。ある日、「あなたはだれ?」「世界はどこからきた?」という内容の不思議な手紙を受け取ります。ソフィーはこの問いに答えるべく、謎の人物からの手紙で哲学の講義を受けることに。わかりやすい言葉で古代から現代までの西洋哲学史が学べる、世界的ベストセラーとなった小説です。
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ジョナサンは、仲間のカモメたちのように毎日餌を取るだけの暮らしには満足できず、飛行技術の向上に余念がありません。より速く、より自在に。両親はカモメらしく生きろといさめますが、ジョナサンにはそれができず、とうとう追放されてしまいます。ベストセラーとなり、多くの読者を精神世界の探究に誘った名作です。
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