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笑って、泣けて、心に沁みる。犬が充分な存在感を持って活躍するミステリー
犬が脇役として登場する小説は数多くありますが、ここでは脇役ではなく、充分な存在感を持って物語世界の中を駆け回り、笑い、泣け、心に沁みるミステリーを紹介します。犬が好きな方はもちろん、そうではないという方が読んでも読後にはきっと犬が愛おしく思えてくるでしょう。
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主人公は相棒の猟犬ジョーとともに猟犬を探す専門の探偵で、その活躍を描いた連作短編集です。こだわりがあってストイックで男臭く、強くてやさしい主人公は実に格好良くてシビれます。そして、ジョーもこんな主人公に負けない渋さと格好良さを発揮しています。人と自然と動物の絆を描く、これぞ正統派のハードボイルド!という一冊です。
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宮部みゆきの長編デビュー作で、私立探偵の相棒、元警察犬マサの視点で描かれるミステリーです。マサの語りが軽妙で小気味よく読み進められます。マサの大活躍とともに現れる真実にきっと驚くことでしょう。初期の作品ながら、憎めない子どもたちが登場するなど宮部みゆきらしさも存分に味わえます。
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