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ミステリー小説好きなら絶対ハマる!はじめてのマイクル・コナリー
マイクル・コナリーは母国の米国のみならず世界中で人気を博し、版権料が高騰していることでも知られる小説家です。それでも日本では彼の翻訳本が続々と発売され続け、いずれも高い評価を受けています。ここでは、そんな彼の人気ぶりをうかがい知ることができる代表作を紹介します。ミステリーが好きな方なら絶対ハマるはずです。
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シティ・オブ・ボーンズ
マイクル・コナリー(著) , 古沢 嘉通(訳)
「当代最高のハードボイルド」とも評されている著者の代表作「ハリー・ボッシュ」シリーズの第8弾。警察組織に属しながらも一匹狼を貫いていたボッシュが重大な決断を下す、シリーズの転機にもなっている小説です。権力に屈せず頑迷なまでに事件解決のみを追求する主人公の姿に、このシリーズの魅力の大元を垣間見ることができるでしょう。
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スケアクロウ 上
マイクル・コナリー(著) , 古沢 嘉通(訳)
新聞記者を主人公にした「ジャック・マカヴォイ」シリーズの第2弾。「コナリー史上もっとも不気味な登場人物」と評されている殺人者が引き起こす連続殺人と、事件の真相に迫っていく記者の対決を描いた小説です。殺人者と主人公の二つの視点で同時進行していく構成で、巧みに練り込まれたそれぞれのドラマが強い臨場感を与えてくれます。
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わが心臓の痛み 上
マイクル・コナリー(著) , 古沢 嘉通(訳)
心臓移植を受け引退生活を送っていた元FBI捜査官の前にある女性が現れ、自分の妹の死因を探って欲しいと懇願します。元捜査官にはその依頼を無視出来ない理由があり、そしてその理由が彼を恐るべき事態へと追い込むことに・・・。大胆すぎるプロットを、巧妙なストーリー展開で見事に活かしきっている超一級のミステリー小説です。
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チェイシング・リリー
マイクル・コナリー(著) , 古沢 嘉通(訳) , 三角 和代(訳)
「リリーはいるか?」という自宅に頻繁にかかってくる意味不明な電話に好奇心を掻き立てられ、リリーという女性について調べ始める主人公のピアス。しかしその直後、彼は手荒な脅迫を受けてしまいます。いったいリリーとは何者で、ピアスとどんな繋がりがあるのか?謎が謎を呼ぶ展開に、時間を忘れて引き込まれてしまうでしょう。
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突如舞い込んできた高報酬の仕事を引き受けた弁護士のハラーは、持ち前の如才のなさを発揮して裁判を有利に進めます。しかし依頼人の真の姿が見えてくるにつれ、事態は思わぬ方向へ・・・。高級車の後部座席が事務所代わりの辣腕弁護士を主人公にした「リンカーン弁護士」シリーズの第1弾。ミステリーと痛快な法廷闘争の両方が楽しめる秀作です。
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