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ゆるきゃら&マイブームの名づけ親!みうらじゅんの天才ぶりを知るための本
「ゆるきゃら」や「マイブーム」といった言葉を作り、世の中に新しい価値を生み出し続けているみうらじゅん。たまにテレビに出演し、不思議な雰囲気を醸し出すロン毛でサングラスのおじさんが何者なのか、気になっている人も多いでしょう。そんなみうらじゅんを知る上で欠かせない本をピックアップ。その才能が色んなかたちで炸裂しています。
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アイデン&ティティ 24歳/27歳
みうら じゅん(著)
漫画家としてのみうらじゅんを知る上で欠かせない一冊がこちら。バンドで生き抜こうともがく主人公、それを見守るやさしい彼女、それでも浮気を繰り返してしまう男の弱さ。みうらじゅんの青春観と恋愛観がギュッと詰まっています。少しでもバンドをかじったことがある人はハンカチを用意してお読みください。
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「ゆるキャラ」という言葉はみうらじゅんが名付け親なのです。それ以前はただの着ぐるみだったものが、一躍脚光を浴びたのはこの言葉によるものが大きいはず。このように、みうらじゅんはこれまでにない価値観を次々と生み出してきました。本書ではその活動を「一人電通」と呼んでいます。独特の仕事術が詰まった一冊です。
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アウトドア般若心経
みうら じゅん(著)
日本で最もポピュラーなお経といえば般若心経。みうらじゅんはそれを写経すべく、カメラを片手に街へ出ます。なおこの場合、写経とはお経の文字を一つずつ写真に収めるという意味です。完成までに5年を要したという渾身の写経。意味があろうとなかろうと、とにかく続ける強さこそ彼の根底を支えているのかもしれません。
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舞台は中高一貫の仏教系男子校。女子のいないなか、悶々とする男子たちの甘酸っぱい青春が描かれています。おじさんたちはかつての自分を思い出して赤面、女性たちは男子のバカさ加減に微笑むのか、あるいは呆れてしまうのか・・・。胸がキュンとするラストの後、あとがきまでキュンとさせられます。
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