ブックキュレーターhonto編集員
手紙でしか伝えられないことがある。スマホ時代の今こそ読みたい書簡体小説
手紙のやりとりでストーリーが展開する小説を集めました。誰もが携帯電話やスマホを持つ時代、相手に届くまでにタイムラグがある手紙は絶滅しつつあるのかもしれません。でもそのもどかしさゆえに、手紙のやりとりで浮かび上がる秘められた想いは私たちの心を揺さぶります。読み終わったとき、大切な誰かに手紙を書きたくなるでしょう。
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ゲイルズバーグの春を愛す
ジャック・フィニイ(著) , 福島 正実(訳)
収録作「愛の手紙」は、時間を超えた手紙のやりとりが、意外な形で結びつくロマンチックな短編小説です。主人公の青年は、古道具屋で買った机の引き出しの奥から女性が書いた古い手紙を見つけます。その文面の美しさに惹かれ、届くはずもない返事を彼女に書くのですが・・・。ラストは切ない愛の形に涙がこぼれます。
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