大人の女性が正直に生きたくなったときに読む本

文筆家・エッセイストでもある著者が、「暮らしの手帖」編集長を自ら辞するタイミングで執筆した本です。「生き方を見つめ直し、改善する」ことを目的に綴られた言葉は真摯で、赤裸々でもあり、女性が読んでもハッとさせられること請け合い。本当の意味で自分に向き合い、正直に生きることの大切さを教えてくれる本です。

若くして亡くなったひとりの男性と、取り残された人たちのさまざまな想いを描いた短編集。男性の父親と妻の奇妙な同居生活をはじめ、登場人物の正直な生き方が独特の詩情あふれる文章で描かれます。自分、そして周囲の人たちにとっての幸せの形とは何か、じっくりと考えさせてくれる一冊です。

お嬢様育ちでのほほんと過ごしていた主人公に、突然訪れた「父の死」という不幸。その後は恋人にフラれ、会社にリストラされと災難続きのなか、自立のために奮闘する彼女の姿に勇気をもらえます。自分に正直に生き、働き、愛するためのヒントが詰まったコミックです。

「自炊して、きちんとしたものを食べなければ」と思っている大人の女性は多いでしょう。でも、素敵なレシピや常備菜の作り方を読んでもなんだかピンとこなかったりするものです。この本は、そんなあなたにとって救世主となるでしょう。単なるレシピ本とは違い、自分に正直に、自由に自炊するための方法を教えてくれる本です。

独身女性がまだ「ハイミス」と呼ばれていた時代。世間の目などなんのその、知恵と元気で恋愛遍歴を重ねる主人公の正直な生き方には、お手本にしたいヒントがたくさん。たまの落ち込みも「アラヨッ」の掛け声ひとつで乗り越えるタヨリさんの活躍をリラックスして楽しめる連作長編小説です。