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RCから晩年まで。永遠のロックンローラー・忌野清志郎を知るための本
日本を代表するロックンロール・スターと言えば、忌野清志郎を外すワケにはいきません。その音楽はもちろん素晴らしいのですが、裏にあるエピソードを知ると、彼の凄みをより一層感じられます。ここで紹介する本からは、RCサクセションとしてデビューした当時から晩年まで、さまざまな忌野清志郎の姿が垣間見えてきます。
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瀕死の双六問屋
忌野 清志郎(著)
忌野清志郎らしさがあふれる一冊です。清志郎の化身と思しき主人公がギターアンプを買いに出かけたり、愛を語ったり。一見何の脈絡もない一話一話なのですが、その根底にあるのは音楽への情熱。だんだんとうねりを帯び、大きなグルーヴとなって迫ってきます。一話ごとにオススメのアルバムが紹介されているのも見逃せません。
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ロックで独立する方法
忌野清志郎(著)
浮き沈みの激しい音楽の世界で生き続けてきた忌野清志郎。必ずしも順風満帆だったワケではありません。不遇の時代や業界との対立もあったそう。そこで自分を貫いてきた清志郎だからこそ、語ることができる重い言葉の数々が詰まっています。ファンだけでなく、独立して何かを始めたいという方にもオススメの一冊です。
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晩年の清志郎がハマりにハマっていた自転車。フジロック出演の際に自転車で向かった、というエピソードは有名です。そんな清志郎が自転車で旅した国内外について、美しい写真とともに紹介しています。自転車ならではの景色や時間、それを堪能し紡ぎ出された独特の言葉は、不思議なやさしさに満ちあふれています。
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ぼくの好きなキヨシロー
泉谷 しげる(著) , 加奈崎 芳太郎(著)
初期RCサクセション時代から忌野清志郎を見続けた泉谷しげると加奈崎芳太郎(ex.古井戸)、それぞれが当時のエピソードと共に清志郎を語り尽くしています。メジャーになる以前のまだ世に出ていない、若かりし日の清志郎の姿が見えてくるだけでも貴重な一冊。笑って泣ける追悼本です。
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