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わがままって本当に悪いこと?空気を読んで我慢しすぎる前に読みたい本
「わがまま」というと、周囲を気にせず思い通りにふるまう、空気を読まず自己中心的、といったネガティブなイメージがつきまといます。しかし、自分の思いに従って行動することや、自分の感受性を大切にすることはそこまで悪いことでしょうか?個人の尊厳や感受性を大切にすることと、わがままの関係について考えた本を紹介します。
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時代に合わない校則や、前例主義で続く奇妙なルール、やめたほうがいいと思っても実際にそれを主張するのは難しかったりします。従わないことをわがままだと言われ、仲間外れにされる心配も。学校や職場、家庭でも、そんな言い出しづらいわがままを上手に伝える方法について社会学の立場から考えた本です。
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空気を読めずに浮いてしまわないか気になって仕方ない。こんな不安は、世間の目を自分を形づくる重要な要素として捉える日本人の思考パターンからくるといいます。本書はそんな日本人の考え方がどのように定着したのかを解説。息苦しい「空気」の仕組みを知ると、そこら離脱する方法も自然と見えてきます。
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『君だって一員なんだから』『嫌なら辞めればいいじゃない』『母親なんだからしっかり』強制するような言い方ではないけれど相手にこんな風に言われてしまうと、意見も提案も文句やわがままのように思えて何も言い出せなくなってしまうものです。世にあふれる「呪いの言葉」に潜む人を支配するからくりと、その解き方が紹介されています。
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