ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
災害といえば地震!地震といえば関東大震災!その隠された真実本5冊!
大正時代に起こった関東大震災。震災後、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」などデマが都内を中心に流れ、暴徒化した一般市民によって朝鮮人たちが虐殺されてしまった。その歴史の闇に隠された事実とは?
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500ページ以上もある辞典のような本!しかし、中身は「これマジなの?」というほど衝撃的。日本人が皆クワや包丁、刀を持って次々と朝鮮人たちを虐殺していく・・・。それを目撃した人々の証言集。この本は全国の図書館に置くべきだな!
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震災後、日本人の中で「朝鮮人が井戸に毒を入れた」「日本人を殺しにくる」などという噂が一人歩きし、街の住民たちは「殺される前に殺してやろう!」というモチベーションになり、朝鮮人を次々と虐殺しまくる!この事実は学校では教えないし、教科書にも書かれてない。封印された歴史タブーということだな。
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朝鮮人虐殺を目撃した、小学生から作家の芥川龍之介、竹久夢二、映画監督の黒澤明氏たちの証言集。ちなみに朝鮮人と間違わられた日本人たちも虐殺された。統計によると虐殺された朝鮮人は数千人になるという・・・。しかし、小学生の子供たちが普通に人が虐殺されていくシーンを目撃してるって相当異常なことだと思う。
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朝鮮人暴動のデマを流した日本国家、軍隊。そのデマのせいで日本人が朝鮮人を数千人も虐殺してしまった。この事実について日本は未だに事実認定をしてない。まあ、歴史タブーだからね・・・。この本は民衆による虐殺の歴史的、社会的背景とは何ぞや?というテーマ。ちょっと硬い内容かな。
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ナチスの「ホロコーストはなかった!」と同じノリ?なるほど!いや、虐殺はあったんだよ。確実に。日本は事実を認めてないけど。虐殺がなかった!とか言い切っていいのかいな・・・。著者のことが心配になってくる。ある意味、トンデモ本な内容だな。
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
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