ブックキュレーター元クリスティーズ ワインスペシャリスト 渡辺順子
教養としてのワイン
ワインは世界共通の飲み物として、欧米を中心に必須教養の一つと認識されています。ビジネスや政治、外交など、さまざまな場面でワインが重要な役割を果たしているのです。そんなワインの世界をより身近に感じられる本をいくつか選びました。
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ぶどうの品種や生産地域など、ワインの基礎知識はもちろん、その裏側にある歴史やエピソードを多数盛り込みました。これまで「ワインって、なんだか敷居が高くて難しそう・・・」と思っていた方でも、きっとワインをより身近に、面白く感じていただけると思います。
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ワインを語るうえでは絶対にはずせない、各地域を代表する「高いワイン=一流ワイン」を約150種紹介しました。1本数万から数百万円のワインまで、それぞれのワインの基礎情報はもちろん、値段の高さの理由や歴史、驚きのエピソードなども解説しています。
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時にワインは、外交においても重要な役割を果たします。ニュースでは伝えきれない政治家同士のつながり、秘められたメッセージなど、政治、外交、国際情勢などを別の角度からつかむことができるのです。本書は、そのようなワインと食と外交の世界を語った一冊です。
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世界一高いワイン「ジェファーソン・ボトル」の酔えない事情 真贋をめぐる大騒動
ベンジャミン・ウォレス(著) , 佐藤 桂(訳)
拙著でも触れた、「ジェファーソン・ボトル騒動」に迫った一冊。アメリカ第3代大統領トーマス・ジェファーソンが所有していたとされ、約3,000万円(当時の価格)で落札された一本のワインの真贋を巡る一連の騒動を描いたノンフィクションです。
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ワインからは外れてしまいますが、ビジネスパーソンにオススメの一冊です。突然、夫を亡くしたフェイスブックのCOOシェリル・サンドバーグが、絶望や悲しさから立ち直る過程を書いたもの。「レジリエンス」について学べ、つらい状況をどうコントロールするかを教えてくれます。
ブックキュレーター
元クリスティーズ ワインスペシャリスト 渡辺順子プレミアムワイン株式会社代表取締役。1990年代に渡米。2001年、大手オークションハウス「クリスティーズ」のワイン部門に入社。帰国後、プレミアムワイン株式会社を設立。2016年には、老舗のワインオークションハウス Zachysの日本代表に就任。著書に『教養としてのワイン』などがある。
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