ブックキュレーターhonto編集員
いつでも精進、無理なく精進。心身を整えてリフレッシュするための本
仕事や人間関係がなんだか上手くいかないと感じたときは、知らず知らずのうちに心や体に疲れがたまっているのかもしれません。毎日を清々しく元気に過ごすために、疲れを感じる前に心身を整えましょう。食事や掃除、仕事の習慣など、禅の知恵を生活に生かすだけで毎日が変わります。精進を身近に感じられる本を紹介します。
- 8
- お気に入り
- 953
- 閲覧数
-
お寺の掲示板
江田 智昭(著)
「おまえも死ぬぞ」。なんとも恐ろしい響きですが、お寺の門前にある掲示板に書かれた警句です。掲示板には、お釈迦様や著名人の言葉、バカボンのパパの決め台詞、住職による創作など、さまざまなものが登場します。本書は、一般の投稿から特に印象深い警句を選び、僧侶がその意味を解説したありがたい一冊です。
-
お坊さんにとって掃除とは、こころを磨く行いで大切な修行の一つです。煩悩を取り除くように掃き清め、整頓が行き届いた空間にいると自然と気が引き締まるといいます。本書は掃除の心得から道具の取り扱い、掃除の仕方、果ては自分の体の洗い方や呼吸、食事に至るまで、心を整える掃除作法をわかりやすく解説します。
-
本書に書かれているのは、すぐに結果が出るノウハウや、効率よく仕事ができるスキルの話ではありません。禅の教えに基づいた、仕事がはかどる習慣作りに焦点を当てています。良い行いが良い結果を生む「善因善果」や見返りを求めない「無心」などを例に挙げ、満足感や達成感を味わえる、最善の仕事習慣を選び取るための考え方を指南しています。
-
仏教にあまり縁のない人でも、「さとり」という言葉は知っているはずです。しかし、その意味を問われると、すぐに答えられる人は少ないでしょう。本書は、6人の名僧に「さとりとは何か」を尋ねたインタビューをまとめたものです。6人6様の「さとり」観が味わえ、「さとり」を理解するきっかけがつかめる一冊です。
-
精進料理考
吉村昇洋(著)
精進料理というと、健康やダイエットに良いなど実用性に目がいきがちです。しかし、修行においては、料理を作る、給仕を受ける、食べる、すべての行いが修行であり、その心がけと作法にはさとりのための深い意味があります。本書は鎌倉時代の禅僧、道元の「典座教訓」と「赴粥飯法」を基に、食の思想と実践を解説します。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です