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「十二国記シリーズ」にハマった方へ!日本人作家によるファンタジー小説
2019年に18年ぶりの新作が発表され、大きな話題を呼んだ小野不由美による「十二国記シリーズ」。このシリーズを読んで日本のファンタジー小説にハマった方に、次の一冊としてオススメの本を揃えました。海外ファンタジーとはひと味違う、日本人作家が手掛けた重厚な世界観をご堪能ください。
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鍛冶の里に生まれた少年キリヒトは、遠く離れた王宮の図書館に暮らす「高い塔の魔女(ソルシエール)」のマツリカに仕えることになります。著者は言語学者でもあるので、言葉をめぐるさまざまな解釈や、小説中の芳醇な記述の数々に惹かれる方も多いでしょう。
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人と龍が共存する世界。主人公である陸軍中尉・新城直衛をはじめとする皇国軍が、海の彼方から攻めてきた帝国を相手に、「剣牙虎」という虎に似た架空の生きものを連れて戦う戦記小説です。残念ながら著者の佐藤大輔氏が急逝されたため未完ですが、徹底的な考証が生み出すリアリティと、その世界で展開されるストーリーは圧巻です。
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辺境の地セラフィールドで育ったフィリエル。15歳の彼女はある朝、幼馴染みのルーンから渡されたペンダントをつけて生まれて初めて舞踏会に赴きますが、その日から世界が一変してしまいます。舞踏会に憧れる田舎の女の子が瞬く間に大きな事件に巻き込まれていく、序盤から畳みかけるような展開が見事です。
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