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息詰まる深海の頭脳戦!酸欠になりそうなほどのめり込んでしまう潜水艦小説
映画界では「潜水艦ものにハズレなし」という言葉がありますが、それは小説にも言えること。制限の多い深海という舞台で、音のみを頼りに行動する潜水艦が繰り広げるドラマは、スリル満点でついついのめり込んでしまうものです。ここでは、そんな潜水艦もののなかでも、特に完成度の高い読み応えのある小説を集めました。
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ロシアでクーデターが勃発。その余波は米国にも飛び火し、全世界に緊張が走ります。そんななか重大な任務を課された米国の原子力潜水艦がロシア海域に向けて出港。しかし、その行く手には激戦が待ち受けていて・・・。周到に伏線を張り巡らせたスケールの大きな物語で、スリリングな潜水艦アクションも十二分に楽しめます。
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レッド・オクトーバーを追え 上
トム・クランシー(著) , 井坂 清(訳)
トム・クランシーの代表作「ジャック・ライアンシリーズ」第1弾。東西冷戦下の時代に単独で不穏な動きを見せるソ連の最新鋭潜水艦と、その動きに翻弄される米ソ両国の緊張を描いた、超一級の軍事スリラーです。先の読めない展開と息詰まる深海での心理戦が展開し、フィクションとは思えないリアルさを感じられます。
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第2次世界大戦後期、ある密命を帯びて出港する日本軍の潜水艦「伊507」。それは敗色濃厚な日本の希望となるはずだったが、艦に搭載されていた秘密兵器「ローレライ・システム」の正体が明らかになるにつれ、乗組員たちは苛烈な道を歩まされることになります。骨太なストーリーにファンタジーの要素も絡めた、娯楽性の高い潜水艦小説です。
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脅威の戦闘能力を備えた潜水艦による深海の冒険を描いた、潜水艦小説の古典です。神秘的な深海生物との邂逅や海底の遺跡巡りなどは、大人でもついワクワクしてしまうほどエキサイティング。幻想的なプロットながら、ストーリーはしっかりと読み応えのあるものになっているため、そのおもしろさは色褪せません。
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