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中東はどうしてこれほどもめているのか?その理由を知るための本
中東にはアラブ人、ユダヤ人、ペルシャ人、トルコ人など宗教や文化が異なる民族が入り組み、紛争が絶えません。エルサレムは、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の聖地に分断され、宗教対立も表面化しています。どうして中東は、これほど複雑になってしまったのでしょうか。中東の現状と混迷の原因を知るためのガイドブックを紹介します。
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イランとサウジアラビアは同じイスラム教なのに、どうして敵対するのでしょう。同じ神様を信じているのに、過激なテロに走る人もいれば、平和を望み熱心に神に祈る人たちもいます。なぜ行動にこれだけの違いがあるのか。中東が混迷する理由を、中高生から大人までを対象にわかりやすく解説した一冊です。
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中東の混乱は、宗教の派閥争いだというイメージがあります。しかし、欧米やロシアが自らの影響力の拡大や石油利権を巡って、この地域にかかわってきたことも原因の一つです。シーア派とスンニ派の歴史や立場の違いを詳述するとともに、宗教対立だけでない混乱の原因を明らかにし、収束の手掛かりを模索しています。
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ユダヤとは何か。 聖地エルサレムへ
市川 裕(監修) , ペン編集部(編)
ユダヤ人とは宗教によるつながりで、誰でもユダヤ教の戒律を学び、守り、信者と認められればユダヤ人になることができます。ユダヤ人はなぜ国を追われ、イスラエルを建国することになったのか。なぜ、エルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教それぞれの聖地なのか。ユダヤに関する疑問に写真と文章で答える一冊です。
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現代の戦争は国家間の争いではなく、ほとんどが内戦です。紛争の調停にかかわってきた著者が、内戦の悲惨な現実と和平の難しさを南スーダンやアフガニスタンを例にとって詳述します。国連による調停が、大国の利害に左右されて機能しない現実をどう変えるかや、インフラ支援など日本にできる貢献について考察しています。
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