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あなたの日常にも潜んでいるかも!?女性作家によるほんのり奇妙で怖い小説
この先は絶対怖いのに、一人の夜なのに、気になってどんどん読み進めてしまう・・・。少しゾッとしたり、ちょっと変わった世界へ連れていってくれる小説を紹介します。あなたの日常にもこんな奇妙なことが起こるかも?ザ・ホラー小説のような身の毛がよだつ恐怖はありませんが、身近にありそうな怖さが背筋をゾクッとさせます。
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恩田陸による幽霊屋敷を舞台にした、住人の女と幽霊屋敷マニアの男の会話から始まる物語。一連の話が繋がる短編集です。高貴で品のある文体ながら、語られているのは怪奇的かつ猟奇的な恐怖の出来事。しかし古びた屋敷にどこか童話のようなやさしさも感じる、不思議なホラー小説です。
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2019年、第161回芥川賞を受賞したことでも話題になった中編小説です。近所で噂になっているむらさきのスカートの女を観察し、自分の職場で働かせる「わたし」。読んでいると、どこか得体の知れない違和感を覚えます。「語り手の感覚は一般的な感覚」というこれまでの小説における常識を覆すような、新しい不気味さを表現しています。
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