ブックキュレーターhonto編集員
古典を新解釈で楽しむ!古今東西、語り継がれる名作たちをアレンジした本
世界には、古くから語り継がれている物語が数多く存在します。千年を生きる狐の物語や、魔法のランプを手に入れた青年の冒険譚、悪魔と契約した人間の末路・・・。これらの物語は、各時代の語り手たちによって、人々により受け入れられやすいようにアレンジされてきました。ここでは、そんな誰もが知る古典の名作をアレンジした本を紹介します。
- 10
- お気に入り
- 3181
- 閲覧数
-
京都を舞台にした数々の作品で人気の森見登美彦が、日本文学の名作を大胆にアレンジした短編集。表題作は、太宰治の傑作『走れメロス』を京都に住む阿呆学生たちの熱く滑稽な物語に置き換えたもの。ほかにも著者ならではの切り口が楽しめる「山月記」や「百物語」といった5編が収録されています。
-
1600年以上前に、中国各地の神や怪異にまつわる数々の伝承を記した小説集「捜神記」。本書は「捜神記」をベースにして、千年の時を生きる妖狐と人間、妖怪や神々の関わりを描いています。ギャグを交えた軽妙な語り口と、中国に古くから伝わる怪異譚が楽しめるコミックです。
-
ドイツで語り継がれる伝説の人物ファウストは、悪魔メフィストフェレスと契約し、その魂と引き換えに膨大な知識を手に入れた学者として知られています。本作の主人公は、分断された悪魔のパーツを探す謎の少女ヨハンナ。悪魔に魅入られた人間の顛末を描いた物語が、ヤマザキコレによる解釈で再び幕を上げます。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です