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あのサブキャラの意外な素顔が明らかに!人気シリーズのスピンオフ作品
シリーズ作品を愛読していると、主人公だけでなく脇役にも愛着が湧いてしまうものです。そんな脇役たちの活躍が見ることができるのがスピンオフ作品。本編にはない脇役たちの活躍を堪能できるのは、スピンオフならではの楽しみです。いつもと違う視点から物語を追うことで本編にも奥行きが増す、そんな一度で二度楽しめる本をピックアップしました。
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『姑獲鳥の夏』をはじめ、数々の名作を輩出した「百鬼夜行シリーズ」。本書は、自らを神と称する破天荒な名(迷)探偵・榎木津礼二郎を主人公に据えた番外編です。下僕たちを引き連れ、気合いと力技でどんな難事件もぶち壊す榎木津の暴れっぷりは、まさに痛快のひと言!本編の登場人物たちのカメオ出演も楽しみの一つです。
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スペクタクル巨編『夜の底は柔らかな幻』のスピンオフ短編集です。日本にありながら独立国家として認められた「途鎖国」を舞台に、壮絶な闘いを繰り広げた超能力者たち。本書では、彼らの知られざる過去が明らかに!心を闇にとらわれたテロリスト・神山の内面を描いた表題作をはじめ、読み応えの十分の物語が楽しめます。
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数々のスピンオフでファンを楽しませている「チーム・バチスタシリーズ]の中でも、特に人気の高い一冊です。舞台は1988年、バブル期真っ只中の大学病院内における医師たちの確執が描かれています。個性的なキャラクターが多数登場するなか、本編の主人公・田口医師もちらっと顔を出すなど、ファンにはうれしいオマケ要素も楽しめます。
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クイーン警視自身の事件
エラリイ・クイーン(著) , 青田 勝(訳)
「エラリイ・クイーンシリーズ」の人気キャラクターといえば、主人公の父親であるクイーン警視。いつもは息子の推理を支える役どころですが、クイーン警視自身が解決した事件だってあるのです。本書は、警視が引退後に巻き込まれた事件を描いた異色のスピンオフ。エラリイの華やかな推理とはひと味違う渋さが光ります。
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