全編ほぼ会話のみ！対話体で展開されるミステリー小説

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東京郊外の大型ショッピングセンターで多数の死傷者を出す大事故が発生。当日現場にいた人たちへ、事故の原因を探るインタビューをしていきます。タイトル通り、質問と答えのみで構成されていますが、さまざまな立場の人の証言は食い違い、真相は藪の中・・・。そんな感覚にたまらなくゾクゾクさせられる一冊です。

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全編会話のみで進む、6つの物語を収録した短編集。その会話はすべて男女によるもので、宇宙人や幽霊など不可解な存在を証明するための話、という共通点があります。すべて同じパターンではありますが、2人の会話の噛み合わなさはもどかしくもおかしく、テンポのいい軽妙なやり取りがなされ、飽きずに楽しませてくれます。

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『木枯し紋次郎』をはじめ、時代物シリーズやサスペンス物の印象が強い著者ですが、この本は軽いタッチの短編集です。『どんでん返し』というタイトルの通り、終盤に何かがひっくり返る物語集ですが、きっとあなたの予想の斜め上を行くオチに驚かされることでしょう。古臭さを感じさせない、良質なミステリー短編集です。

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夢の世界と現実世界とを行き来しながら連続殺人事件の謎を追うミステリーです。著者特有のひねくれた論理を持つ「不思議の国のアリス」のキャラクターたちと、彼らが織り成す会話や活劇に翻弄されることでしょう。癖は強いけど、だからこそハマってしまう。しっかりしたプロットの本格ミステリーです。

ホームズ役の保住くんとワトソン役の和戸くんが、関西弁でボケとツッコミをしつつ展開される短編集。和戸くんが話す謎を保住くんが解決する姿を描いた、安楽椅子探偵ものです。ギャグ満載の漫才のような２人のやり取りは、一見軽いものの実はトリッキー。コミカルながらも精緻に練られたミステリーをお楽しみください。