ブックキュレーター出版甲子園
幸せのヒントはここにある。毎日がいとおしくなる五冊。
今までとは違った日常が当たり前になった現在、自分と向き合う時間が以前よりも増えた方が多いと思います。そんな今だからこそ読みたい五冊を紹介します。自分自身とは。幸せとは。そのヒントが詰まった本たちです。読み終えたとき、心がスッと軽くなって毎日をいとおしく思えるはずです。
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でも、ふりかえれば甘ったるく
9人の女性がそれぞれの考える幸せについて綴った、エッセイ・随筆集です。彼女たちが切り取る幸せは、私がせっかちに通り過ぎてしまう日常に散らばっていました。人生のところどころでキラッと輝く幸せを、見つけることが出来る気がしてきます。
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短編小説の登場人物それぞれが苦しみを抱えながらも、日常に潜む幸せを見つめて前向きに生きるさまにハッとさせられました。幸せの価値は、自分自身で決めていいのだとこの本は教えてくれます。切なくて、あたたかい。自分が今まで感じてきたすべての気持ちを抱きしめたくなる作品です。
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自分の人生を愛するために、生活していく上での12のヒントが示されています。著者の優しい言葉が心地よく、とても癒されます。自己を肯定するための第一歩として、まずこの本を読んでいただきたいです。自然と元気が湧いてくるはずです。
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思春期の複雑な感情を抱え、悩みながら過ごしていた主人公が祖母とひと月あまりの時間を共に過ごす中で成長していきます。毎日を丁寧に生きる二人の時間は、穏やかで美しいです。『自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。』この言葉は私の背中をそっと押してくれました。
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十歳のきみへ 九十五歳のわたしから
日野原 重明(著)
十歳の時に出会いたかったと思うと同時に、大人になった今読んでも素晴らしい一冊です。これからを生きる私たちの道しるべになるような、心に染み渡るメッセージが溢れています。他人のために自分の時間を使う喜び。生きることの素晴らしさ。何度も読み直したい本です。
ブックキュレーター
出版甲子園2005年設立。早稲田大学公認学生団体。学生の、学生による、学生のための出版企画コンペティション。応募資格は、『学生』であること。参加企画は、厳正な審査と、決勝大会におけるプレゼンバトルで競い合い、編集者の目に止まった企画は出版されます。http://spk.picaso.jp/
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