ブックキュレーターhonto編集員
恐ろしい誤解に巻き込まれたら。冤罪をテーマにしたミステリー
無実なのに犯罪者として扱われてしまう。決してあってはならないことですが、冤罪は実際のところ社会に存在します。犯人と目された人が無実となれば、真犯人は別にいることとなり、ミステリー小説にもよく取り上げられるテーマです。冤罪を取り上げる時には重い物語になる傾向がありますが、そんななかでも比較的読みやすいミステリーを集めました。
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13階段
高野 和明(著)
記憶を失った死刑囚の無実を証明すべく、刑務官と前科持ちの青年が10年前の事件の謎を追い奔走します。綿密な取材をもとに描かれる死刑制度や法、罪と罰など重いテーマを内包していますが、物語はスリリングなタイムリミットサスペンスです。中盤以降の疾走感が爽快な、完成度の高い名作です。
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