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ほんのりこわいけど続きが気になる!子どもがやみつきになる不気味な児童書
子どもに本を読んでほしい。でも、興味を持ってくれない。読み始めてもすぐに飽きてしまう。そんなお悩みには、ちょっとだけこわい本が効くかもしれません。人が「おもしろさ」を感じるポイントはそれぞれでも、「不気味さ」を感じるポイントは似ていることが多いと言われています。小学生が一気読みしてしまう、ちょっぴり不気味な児童書を紹介します。
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幽霊屋敷レストラン 廉価版
たかい よしかず(絵) , 怪談レストラン編集委員会(編)
古今東西の怪談短編集。笑いあり、涙あり、フィクションに思えないような怖さもあり、いろんなお話が味わえます。松谷みよ子の監修だけあって、不気味さの裏に歴史的背景ものぞかせます。ひらがなが多い上、目を惹くシュールな挿絵のおかげで本が苦手な子にもオススメ。1話読み聞かせすれば、低学年でも自分で読みたくなるかもしれません。
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あやかしファンタジア
斉藤 洋(作) , 森田 みちよ(絵)
主人公のわたしが、近所の大学や商店街、アパートで体験した奇妙で不気味なお話の連作短編集。実際に日常生活で起こりそうなお話が多く、他人事ではない恐怖を味わえます。「本を読んでいて、怖いと思ったことがない」という高学年の子どもたちにオススメしたい一冊です。
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そのぬくもりはきえない
岩瀬 成子(著)
母に逆らえず、自分の気持ちに蓋をする小4の波は、ひょんなことから近所のおばあさんの犬の散歩をするようになります。ひとり暮らしのはずのおばあさんの家の2階には、なぜか男の子がいたのでした。波しか出会えない男の子の正体とは・・・?前半は不気味ですが、後半には希望を感じられる素敵な物語です。
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