ブックキュレーターhonto編集員
まるで別世界。今よりずっとワイルドでスリリングだった日本の中世を知る本
中世の日本は戦乱に明け暮れ、武士も農民も商人も自分たちの身は自分たちで守ることが求められました。だからこそ、常に情報を集め、自ら道を切り開くというたくましさを多くの人が備えていました。「寄らば大樹の陰」とは無縁の独立自尊の社会、その知恵と工夫を知れば、これからの波乱含みの人生を生きるヒントが得られるかもしれません。
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武士も農民も僧侶でさえも、自分たちにとって都合の悪い相手は武力で叩きのめす。乱世として知られる中世は、そんな手荒い論理がまかり通っていました。一見、無法のようですが、そこには現代人とはまったく違う論理や価値観、信仰があります。中世人の荒々しくも躍動的、大らかでスケールの大きな姿を活写した一冊です。
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戦国と宗教
神田千里(著)
戦国時代の真っただ中、日本に初めてキリスト教が伝わりました。戦国武将の中には、仏教をやめキリスト教に改宗し、キリシタン大名と呼ばれる者も現れます。なぜ、中世日本ではキリスト教が受け入れられたのか?その謎を「天道」というキーワードから読み解きます。現在とは異なる中世の死生観や宗教観を知る一冊です。
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