ブックキュレーターhonto編集員
犯人の狙いはいったい・・・!?あらかじめ殺人が予告されるミステリー小説
殺人の予告があれば、たいていの人は警察に連絡するなり警備を強化するなり、なんらかの安全対策を取るでしょう。つまり、犯行予告は犯人にとってデメリットばかり多いと思われますが、ここで紹介するのは殺人を予告するミステリー小説。あえて予告することにどんなメリットがあるのか?という犯人側の動機も読みどころです。
- 16
- お気に入り
- 1503
- 閲覧数
-
新聞の個人広告欄に載った「殺人のお知らせ」に、小さな村の住人たちは「余興があるようだ」と勘違いして集まります。しかし、予告された時間に銃声が響いて・・・。田舎町を舞台に一癖も二癖もある登場人物たちが濃い人間関係を繰り広げる、実にクリスティーらしい作風。ファンの間でも評価の高い、名探偵ミス・マープルものの名作です。
-
豪華クルーザーに招待されたゲストたちが罪の告発を受けたあと、1人また1人といなくなる。アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』になぞらえた物語で、主人公の一人称がハラハラドキドキの海洋サスペンスを盛り上げます。クリスティーへの愛にあふれた、満足度の高いオマージュの傑作です。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です