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低い食料自給率で大丈夫?日本の農業の現在と未来を知るための本
かねてから、日本の食料自給率は低いといわれています。そのうえ農業は「危険、汚い、きつい」と言われ、高齢化と後継者不足が深刻です。この先、温暖化の影響で生産量が減ることも心配されますし、国際紛争などで輸入が止まったら・・・と食への不安は尽きません。生きるために欠かせない食料生産の現在を知り、農業の未来を見つめてみましょう。
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効率重視の農業によって、世界中で土地の劣化と食料の取り合いが生じています。食料の海外依存度が高い日本では、生産者の高齢化や後継者不足によって農業が危機にさらされています。本書は、そうした課題を取り上げ、持続可能な農業の可能性、生産者と消費者の距離を縮める取り組みを紹介し、解決の糸口を探ります。
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技術に優れ、植物に愛情を注ぎ、味や安全に配慮した農作物を生産しているにもかかわらず、安値を強いられる。そんな日本の農家の苦境を原因から掘り起こし、労力や品質に見合った価格で取引されるにはどうすればよいのかを語ります。農業にやりがいを取り戻すため、著者の大胆な取り組みに目を見張ります。
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新規就農者の多くが自活できないといわれる中、異業種・異分野から農業に飛び込み、その可能性に賭ける人たちを取り上げます。きつい、汚い、稼げないというネガティブなイメージが定着する農業ですが、発想と行動力、そして人々の協力によって道が開けることを示します。ニッポンの農業の夜明けを感じさせる一冊です。
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無理せず、自分と家族の手の届く範囲で農業を営む自給生活へのガイドブックです。食料をまかなうだけでなく、生ごみや排泄物から堆肥やバイオガスを生成する方法、薪ストーブを活用した効率的な暖房システムなどを紹介します。体によいだけでなく自然にも優しい持続可能な生活をしたい人、自給を目指す人に最適な一冊。
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