ブックキュレーターhonto編集員
無自覚に人を傷つけないために。ハラスメント意識をアップデートするための本
ハッシュタグを使った発信に象徴されるように、SNSの広がりが社会のさまざまなハラスメントを可視化しています。切実な告発を見ても「そんなことくらいで?」「自分の頃は我慢していた」と思う方にこそ読んでほしい、自身のハラスメント意識をアップデートする本を集めました。これらの本からジェンダーやマイノリティへの理解を深めましょう。
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男の子を育てる保護者にオススメしたい一冊。ジェンダー平等の時代、男の子に「男らしさ」を刷り込まないために、保護者が考えるべきことが書かれています。思春期の性に関する項目は、特に母親にとって触れにくいだけに必読の内容です。我が子を将来セクハラ加害者にしたくない。そう願う保護者はぜひ手に取ってください。
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私たちの自由な選択や言動を縛ろうとする「呪いの言葉」。「母親なんだからしっかり」「嫌ならやめれば?」など、呪いの言葉は常識のふりをして近づき、私たちを不自由な場所へと追いやります。行動を縛ってきた呪いの言葉を丁寧に解きほぐす本書を読んで、自由な生き方を獲得しましょう。
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中高年世代は、ジェンダー平等やマイノリティへの意識が根付く前の時代を長く過ごしています。そのため、昔から使ってきた言葉が今では差別的表現となっていることも珍しくありません。よかれと思って伝えた言葉が、相手を傷つけているかもしれない。そんな自覚を持つために、勇気を出して手に取ってほしい一冊です。
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新型コロナウイルス対応を機に、世界中から注目を集めた台湾IT担当大臣のオードリー・タン。若き台湾の指導者による、日本の若者に向けた「自由になるためのメッセージ」は、若者以外にも響くこと間違いなし。格差から、ジェンダーから、仕事から、そして年齢から自由になるヒントが掴めるでしょう。
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