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毒親から逃げ出せる本。毒親にありがちなタイプについて知る
子どもが子どもらしく生きることを認めない。子どもを親の支配下に置く。「子どものため」と称して、子どもを傷つける。残念ながら、子どもにとって「毒」にしかならない親が存在します。そして「毒親」とは、暴力や過干渉によって子どもを支配することで、子どもを苦しめて悪影響を及ぼす親のこと。子どもの毒になるということから「毒親」と呼ばれています。親に傷つけられた心を持つ人に読んでほしい本を紹介します。
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日本に毒親という言葉を広めるきっかけを作った本で、毒親を知るための必読書ともいえます。毒親を7つのタイプに分類し、子どもが毒親と向き合う方法を解説。心の傷の癒やし方、毒親から自立する方法も示してくれます。毒親から逃れ、自分の人生を取り戻す希望をこの本から見つけ出せるでしょう。
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長年の臨床経験から、毒親の正体を明らかにし、子どもの心を癒やすことに重点を置いた本書。過去のトラウマを抱えたまま、長い間苦しんでいる人に対して、そのトラウマの乗り越え方を順序立てて解説しています。読めば、毒親から解放されるための知識を得ることができます。
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母親に虐待されて育った少女が、苦しみながら成長して自立を手に入れるまでの壮絶なストーリー。マンガなのですらすらと読めてしまいますが、つらい描写が続き心が追いつかなくなるところも。読み終わるころに著者の近況を知ることができますが、このマンガを出版したことも、心の回復につながったのかもしれません。
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著者自身がアダルトチルドレンだった経験から、親が子どもを支配したがる理由を解説しています。自分の親が毒親になってしまった背景を知ることは、自分の傷の回復につながるかもしれません。今後、毒親とどう接したらいいのか悩む人にとっても、著者のアドバイスが心の支えになるでしょう。
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