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そこに住んでいるのは誰?「家」にゾクッとさせられる小説
安らぎとくつろぎの象徴である家。あのちょっとおかしな「あの家」に住んでいるのは、どんな人なのでしょう?もしかしたらそれは、「人」ではないのかもしれません。扉の向こうにいるのは、見たこともない「何か」かも・・・!?得体のしれない怖い「家」や、その住人をテーマにした小説を紹介します。
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12歳のデイヴィッドの隣の家に、姉妹が引き取られてきます。姉妹と仲よくなるデイヴィッドでしたが、隣家の主であるルースは姉妹を冷遇しているようです。次第にエスカレートするルースの態度は、ついに恐ろしい惨劇を引き起こします。実際に起きた事件を下敷きにした、トラウマ必須の名作です。
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緑の我が家
小野 不由美(著)
ハイツ・グリーンホームでひとり暮らしを始めた浩志を出迎えたのは、不愉快な隣人、嫌な気分になる鳥居、そして、人形の首。幽霊アパートで暮らし始めた少年が遭遇する怪奇はゾクゾクするほど恐ろしいけれど、読後は温かい気分になることができるホラー小説です。
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メアリと姉のコンスタンスは、村の人から忌み嫌われています。なぜなら彼女らが叔父とともに住む屋敷では、ほかの家族が皆殺しにされる惨劇が起きたからです。閉ざされたお城で静かに暮す姉妹の生活は、従兄のチャールズによって壊されていきます。出てくる人すべてが怖い、「魔女」と呼ばれた作家シャーリイ・ジャクスンの代表作です。
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