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傑作は大長編だけじゃない!はじめての浅田次郎
浅田次郎といえば『壬生義士伝』をはじめとする「骨太大長編の書き手」というイメージがあるでしょう。しかし一方で、短いながらも秀逸な文章により、さまざまな感情を想起させる「短編小説の名手」という一面もあるので、初めて読む際は短編集か、一冊で完結する作品をオススメします。そこでハマれば、次は大長編に挑戦してみましょう。
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明治維新を体験した祖父から聞いた話をヒントに執筆したという、幕末から明治初期にかけての時代小説の短編集。長く続いた武士の時代が終わろうとする激動のなか、真剣に生きる侍たちの姿をどこかユーモラスに描きます。著者本人によるマクラとオチがある、落語のようなおかしさも魅力の6つの物語が楽しめます。
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地下鉄がタイムスリップのきっかけとなり、家族の過去と歴史を見ることになる・・・という設定がユニークな小説。現代に生きる主人公が昭和のレトロな世界にタイムスリップし、兄の死の真相や、確執のある父親の人生を目撃していきます。スピーディな展開に切ない余韻が残る、メディアミックスもされたSFファンタジーです。
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