ブックキュレーターhonto編集員
みんなが生きやすい世界を作る。男性が語るジェンダー・フェミニズム本
男性著者の視点から語られるジェンダー・フェミニズムの本を紹介します。自分には無関係だと思っていたり、苦手意識があったりする男性にオススメ。女性も、男性との関係や世間のジェンダー規範にモヤモヤする理由がわかるかもしれません。自分のジェンダー観を振り返り、みんなが生きやすい世界にするためのヒントが得られることでしょう。
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朝ドラや自らの双子育児などの日常を、ジェンダーの視点を絡めて綴ったエッセイです。生活に染みついたジェンダー観、男性間のコミュニケーションが暴力と紙一重だといった指摘が印象的。著者は問題を言語化するきっかけとして、男性にもっとおしゃべりをしようと勧めます。肩の力を抜いてジェンダーに触れられる一冊です。
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ジェンダー平等が、男性の生きづらさを解消すると説く本です。まず「男は仕事、女は家庭」という無意識の思い込みを捨て、働き方・暮らし方を改革しようと提案。男性がケア労働を担う重要性とメリットを主張しています。職場や家庭で生きづらさを感じ、変化する社会でどう振舞うべきか悩んでいる男性の参考になるはずです。
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韓国の男子高校で国語を教える男性教師が記したフェミニズム本です。家父長制のもとで苦しんでいた自分の母親の人生を振り返りながら、男性もフェミニストであるべきだと主張します。「知らないから学ぶべき」「別の視点を得よう」という著者の言葉が胸に響きます。男性がフェミニズムを学ぶ大切さがわかるでしょう。
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「女性ならではの視点」「いいお嫁さんになる」に代表される、女性がかけられがちな言葉からジェンダーを考察する一冊です。褒めているようで、女性を性別役割分業に閉じ込める「ずるい言葉」を分析しています。主に女性向けに書かれていますが、身近な表現からジェンダーについて考えてみたい男性にもオススメです。
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