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端正なロジックに魅力あるキャラ!ミステリー初心者にオススメの青崎有吾
2012年、『体育館の殺人』でデビューした青崎有吾は「平成のエラリー・クイーン」の異名を持つ作家。ロジカルな論理展開をもとに犯人を指摘する古典的な作風でありながら、個性的でユニークなキャラクターがたくさん登場するので、読みやすい作品が多いのが特徴の一つ。ミステリー初心者にオススメしたい青崎有吾の小説を紹介します。
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舞台は吸血鬼や人狼が実在する19世紀ヨーロッパ、主役は奇天烈な造形の怪物専門の探偵・輪堂鴉夜。ポアロなどの超有名探偵も登場し、さまざまな要素がごちゃまぜになったダークファンタジー風のミステリーです。謎解きもアクションも楽しめ、雰囲気ある世界観にハマること間違いなし!
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不可能(ハウダニット)犯罪が専門の御殿場と不可解(ホワイダニット)犯罪が専門の片無、2人の探偵が営む探偵事務所に持ち込まれる依頼をコンビで協力して解決する短編シリーズの第1弾。個性豊かな登場人物にテンポのいい会話でするすると読めるので、初心者にもミステリーファンにもオススメです。
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著者のデビュー10周年を記念して刊行された、掌編を含む全8編を収録した作品集。本格ミステリーからSF、百合小説、ハードボイルドなど、著者の幅広さがわかる多様なジャンルの小説がそろっています。囚人たちが監獄からの脱出を目指す、書き下ろしの表題作が出色の出来。あとがきでの自作解説も楽しい一冊です。
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