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哲学に興味を持ったらこの一冊!最初につまずかないための哲学入門書
難解なイメージがある哲学書に、「興味はあるけど、取っつきにくい」と感じる方も多いことでしょう。ここでは哲学初心者でも難なく読み進められて、知的好奇心を刺激してくれるオススメの哲学入門書を紹介します。2000年を超える知識の堆積を探る壮大な旅、この一冊から始めてみませんか?
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厭世的な哲学者として知られるショーペンハウアーが、人間の幸福について考えた一冊です。快楽や享楽といった刹那的なものより、内面の充実が大切だと彼は説きます。地位や名誉、財力などを築くことが幸福という考えは幻想であると気づくことから、真の幸福の追求が始まることが本書を読めば腹落ちするはずです。
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自由を獲得した人々が、なぜナチズムに走ったのか。フロムはこの現象を分析しました。宗教や伝統の弱体化が人を自由にしたものの、その代償である孤独に耐えられず、人々はつながりを求めます。そこにヒトラーというカリスマが現れ、ドミノ倒しのようにナチズムへ走ったという考察は、現代を生きる私たちにとっても示唆的な内容です。
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