ブックキュレーターhonto編集員
いざ、異世界へ!大冒険が楽しめる児童書
見知らぬ土地で迷い込んだ町、押入れの中、神社の境内、ボードゲーム・・・。日常の延長線上で突如、異世界への扉が開いて大冒険へとつながっていく、長めの絵本や児童書を集めました。大人でも十分楽しめるクオリティを誇り、ワクワクの原点としていつまでも思い出に残るような、家族で楽しめる冒険物語をご堪能ください。
- 8
- お気に入り
- 900
- 閲覧数
-
少女の不思議な夏休みを描いたファンタジー。主人公のリナは夏休みを過ごすために見知らぬ町を目指します。ピエロの傘に誘われ、たどり着いた宿の掟「働かざる者食うべからず」に従い、「めちゃくちゃ通り」の個性豊かなお店で働き始めますが・・・。ひと夏の出会いと子どもだけが出会える神秘が凝縮された、心が温かくなるお話です。
-
おしいれのぼうけん
古田 足日(著) , 田畑 精一(著)
ありふれた押入れが異世界への入り口となるお話です。さくら保育園の園児たちが恐れる、押入れとねずみばあさん。ケンカをしたあきらとさとしは真っ暗な押入れに入れられ、そこから見知らぬ森に迷い込んでしまい・・・。手に汗握るスリル満点のストーリーと、子どもたちの芯の強さに迫る描写が見事な名作絵本です。
-
めっきらもっきらどおんどん
長谷川 摂子(作) , ふりや なな(画)
遊び相手が見つからず退屈していた主人公がデタラメな歌を歌うと、奇妙な声が聞こえてきます。吸い込まれるように穴を覗いて、落っこちた先で出会ったのは3匹の怪物。独特のリズム感がある文章や、個性的な言い回しが多く、やさしい怪物たちと空を飛んだり、宝物を交換したり、夢のような出来事が描き出されます。
-
ジュマンジ
C.V.オールズバーグ(作) , 村上 春樹(訳)
公園で拾ったボードゲームに端を発する冒険物語。本作は異世界に行くのではなく、異世界が現実世界にやってくるパターンで、サイコロを振るたびにゾウ、ライオン、大雨に台風など、マス目通りの超常現象が主人公たちを襲います。モノトーンで精緻に描き込まれた絵がさらなる怖さをそそる、異世界冒険譚の金字塔です。
-
空とぶかいぞくせん
寺村 輝夫(著) , 永井 郁子(イラスト)
気がつくと海賊になっていた少年が活躍する「かいぞくポケット」シリーズの第2弾。宝島で手に入れたカメラで写真を撮ったポケットは、写真の世界に吸い込まれてしまいます。『呪文を3回唱えたらページをめくってよろしい』など、作中にはたくさんの遊びが仕かけられていて、アクティブなお子さんでも大満足間違いなしです。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です