ブックキュレーターhonto編集員
日本の食文化は幅広く奥深い。伝統食や調味料をまずは文字で味わう本
世界遺産に登録されている和食。その価値を支えているのが、昔から大切にされてきた食品や調味料、そして食に関する習わしです。しかし、西洋化が進んだ現代では、そうした貴重な文化が失われつつあります。伝統的な日本の食文化は、体にも地球にやさしいものがたくさんあります。心も体も満たされる伝統食と食文化を見直してみませんか。
- 2
- お気に入り
- 108
- 閲覧数
-
和食の味付けに欠かせない三大調味料の歴史、醸造法、利用法をコンパクトにまとめた一冊です。これらの調味料を作るのに欠かせないのが、国菌である麹菌です。発酵調味料は奈良時代から活用され、原料や製造法の違いで独自の風味が生まれるなど、その奥の深さは感動もの。醤油、味噌、酢を知らずして和食は語れません。
-
つけものなどの発酵食品や動植物の乾燥食品、調味料など、昔ながらの品々を紹介しています。製造工程に加え、作っている人たちの声や姿を生き生きと描写。そうした人たちの人生観も垣間見え、民俗学的な好奇心をくすぐります。初めて見る食品も多いなか、紹介された自然食を思わずお取り寄せしたくなること間違いなしです。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です