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日々のモヤモヤを吹き飛ばす!女性が前を向く力を与えてくれる本
社会の常識はマジョリティの意見によって形成されるもの。そのため日常生活は、多数派にとって快適に暮らせる工夫で満たされています。先進国の中でもジェンダー・ギャップ指数の低い日本では、女性はいまだマイノリティといえるかもしれません。ここでは、さまざまな立場の女性たちをエンパワーメントする本を集めました。
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ブスの開き直り
北原 みのり(著)
女性のためのアダルトグッズ店を経営する著者による、痛快なエッセイ集。「男性が女性に欲情する」という一方的な図式に反旗を翻し、女性が金を払って性的な遊びを楽しんでみたらいったい何が見えてきた?女性の欲望を肯定しながらこの社会の女性差別を暴いていく本書に、心が洗われる人も多いでしょう。
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ビヨンセをはじめ、アメリカ中が絶賛したTEDスピーチをまとめた一冊。フェミニズムには興味がない、関係がないと考えている方も、自分との共通点を発見できるはず。誰もが自分らしく生きられる思想を「フェミニズム」と定義する著者が、「ハッピー・フェミニストになった」と力強く宣言しています。
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マリコ、うまくいくよ
益田 ミリ(著)
20代、30代、40代。それぞれの年代の「マリコ」が、社会での身の置き方、生き方など互いに思いを馳せながら、同じ会社で働く様子を描いたマンガです。それぞれの年代ならではの悩みを抱きながら、あのころの自分やこれからの自分に心の中で励ましを送ったり、共感したり。小さなやさしさから元気をもらえる一冊です。
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「セックスをする権利があるはずなのに」と女性を逆恨みし、連続殺人を犯した男の発言をタイトルに据えた本書。オックスフォード大チチェリ講座教授に最年少で、非白人の女性として初めて就任した著者による、軽やかでロジカルなエッセイ集です。一文一文が心に沁み、読後は心も体も軽くなること間違いなしです。
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吉野源三郎『君たちはどう生きるか』を受けて執筆された一冊。男の子である「君たち」からこぼれ落ちた「女の子」の日々のモヤモヤに、日本におけるフェミニズムの第一人者、上野千鶴子が向き合います。権力を持つマジョリティたる男性優位社会でサバイブするアイデアに満ちた本書には、女性へのエールが詰まっています。
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