ブックキュレーターhonto編集員
あなたに代わって真心を届けます!代筆屋や代書業を営む人たちの物語
デジタル化が進み、SNSが発達した時代だからこそ、手書きの文章には独特の温もりと個性が表れ、受け取った人の心に響くもの。さまざまな事情により自分で手紙や文書を書けない人から依頼を受け、代筆や代書を請け負うことを仕事とする人々が登場する小説を集めました。改めて、手書きの文章の魅力や、素晴らしさを感じてみてください。
- 1
- お気に入り
- 79
- 閲覧数
-
広島県安芸郡熊野町は、江戸時代から「筆の都」として栄えてきました。その町の片隅に店を構える代筆屋をめぐる物語です。洞察力に優れた店主の四月一日(わたぬき)が、悩む人々を勇気づけ、代わりに手紙を書き、励まされた客たちは新たな一歩を踏み出します。ミステリーとファンタジー要素も入った、ハートフルな連作短編集です。
-
若き御家人、五郎太の恋と学問の日々を描いた時代小説です。先祖の失態により微禄で無役の小普請組となった村椿家の後嗣・五郎太は、手紙の代書で糊口を凌ぐかたわら、幼なじみの紀乃をめとるべく、御番入りを目指して勉学に励む毎日を過ごしています。代書屋の仲間や学問所の師匠らと関わるなかで成長する若者を描いた、江戸時代の青春小説です。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です