ブックキュレーターhonto編集員
私たちの暮らしを発展させる技術。科学哲学を理解するための入門書
日々発展を続け、私たちの生活を刷新してくれる科学技術。その進化が、現代の情報社会、AIの発達を可能にしています。私たちの暮らしにはさまざまな科学技術が溶け込んでいるにもかかわらず、改めて科学について考える機会は多くありません。そこでここでは、科学哲学を理解するのにオススメの入門書をそろえました。
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全世界で科学が必須の現代ですが、科学とは西欧で生まれたものです。科学が西欧で生まれた理由、そしてその謎を古代ギリシアから現代までを概観して探ります。西欧と切り離せないキリスト教への信仰が、科学的思考にどう影響を与え、科学の歴史を作り、科学をいかに変化させたのか、それを知ることができます。
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科学哲学の冒険 サイエンスの目的と方法をさぐる
戸田山 和久(著)
理系と文系の学生と先生による対話形式で進む本書。科学という営みは「そもそも何?」という素朴な疑問を叩き台として、理系文系をつなぐ視点を与えてくれます。ヒュームによる帰納の問題から、「電子は本当に存在する?」という科学的実在論と反実在論の対立など、興味深いテーマばかりで知的好奇心を刺激されることでしょう。
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はじめての科学哲学
八木沢敬(著)
科学的ってどういうこと?に答える一冊です。科学の真理と知識の簡単な説明に始まり、それを踏まえたうえで演繹や帰納、確率による推論などの方法を解説。随所に理解を深めるための問いかけが用意されていて、それを深く考えることが科学的方法を身につける一助となるはずです。
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