ブックキュレーターhonto編集員
宇宙旅行をしてみたい人、必見。宇宙に行く前、行ったときに役立つ本
国際宇宙ステーションをはじめ、月や火星の探査、さらに移住へと、人類は宇宙への夢を持ち、挑み続けています。近年、ベンチャー企業による民間人の宇宙旅行も現実のものとなりました。実際に宇宙に飛び立つとなると、いったいどんな準備や心構えが必要なのでしょう。行く、行かないは別として、まずは本を読んで夢をふくらませてみませんか？
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141日間宇宙に滞在した日本人宇宙飛行士の油井亀美也が、宇宙に行くまでの経緯や訓練、宇宙での暮らしや作業の様子を写真と文章で紹介しています。宇宙生活の実際がよくわかるだけでなく、宇宙の写真が心に響きます。写真を眺めていると、宇宙との一体感、地球のはかなさ、生命の尊さが感じられると同時に、宇宙への憧れが湧いてきます。
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宇宙に居住施設を建設する方法と、空気や水、食料やエネルギーを持続的に確保する技術などを解説。さらに、放射線や磁場、重力の有無が人体にどのような影響を与え、それらをどう克服するかなど幅広い課題も扱っています。日本をはじめ、欧米や中国などの取り組みにも触れ、近未来の宇宙生活に胸が高鳴ります。
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宇宙開発の歴史、特に国家から民間に移行したいきさつやベンチャー企業の技術やサービスを解説しています。世界の大富豪が宇宙への夢を抱き、その実現に邁進する姿に圧倒されることでしょう。現在提供されている宇宙旅行や近い将来実現しそうなサービス、日本のベンチャー企業なども紹介され、宇宙への夢と希望がふくらむ一冊です。
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太陽系や地球の誕生から、生命の定義、生命の起源や誕生のメカニズム、進化のプロセスなどを解説。なぜ地球には生命が存在するのか、ほかの天体に生命が生まれる可能性があるのか、私たちが地球外生命と遭遇する見込みは・・・など、宇宙と生命との関わりを丁寧に論じています。生命の神秘性を改めて感じられます。
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地球や太陽系のことをまったく知らない宇宙人に、自分たちのことを説明するという前提で話が展開します。私たちの関心は身の回りのことが中心で、地球全体や人類全般に関する知識は限られていることに気がつきます。地球や宇宙という広い視点を取り入れると世界の見え方が変わり、争いもなくなるのかもしれません。
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