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どのジャンルもおもしろい!「小説の名人」と呼ばれた藤原審爾の傑作小説
藤原審爾(ふじわら・しんじ、1921-1984年)は、さまざまなジャンルの小説を世に生み出し、「小説の名人」とも呼ばれた作家。どのジャンルでも高い評価を受け、その多くが映像化もされています。ここでは、そんな彼の代表作ともいえる小説をピックアップ。同一著者の小説とは思えないほどのバイタリティと完成度に感嘆させられることでしょう。
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新宿の警察署を舞台に、事件解決に奔走する刑事たちの姿を描いた藤原審爾の代表作ともいえるシリーズの第1弾。警察官の地道な捜査や事件に対するひたむきな姿勢を非常にリアルに描いた、ヒューマニズムあふれる短編集です。「日本の警察小説の先駆け」とも評され、長編短編を合わせて100以上ものストーリーが発表されています。
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秋津温泉を舞台に、互いに惹かれ合いながらも悲しい別れを繰り返すある男女の悲恋の物語。自虐的で意志の弱いダメ男と、慎ましくも芯の強い女の逢瀬を美しく描いた、藤原審爾の初期の傑作です。ひたすら尽くし続ける無欲な女性の愛おしさが、胸が苦しくなるほど伝わってきます。
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