ブックキュレーターhonto編集員
斜め上のプロットが生んだ、心に染み入る不思議な物語
ここでは、のっけから興味を強く惹かれる変わったプロットの小説を集めてみました。ありそうでなかなか無いおかしな設定が紡ぐこれらの物語は、ちょっとずれていながらも日常感があふれていて、読み手の感情をしっかりと揺さぶってくれます。いずれも奇抜なプロットにありがちな雑な展開がないので、たやすく没頭できる秀作ばかりです。
- 4
- お気に入り
- 410
- 閲覧数
-
食にまったく興味がなかった主人公がカレーの魅力にハマってしまう姿を通して、カレーという食べ物の不条理な魔力を深く掘り下げた、少しどころかだいぶ不思議なファンタジー小説です。マニアックな内容ですが、パンチの効いた登場人物やテンポのいいストーリー展開のお陰でかなり読みやすく、当然のように読後は無性にカレーが食べたくなります。
-
著者の代表作の一つ「夕闇通り商店街シリーズ」の第2弾にして、幽世と現世の境目にある不思議な郵便局を舞台にした連作短編集。時間を超えて望む相手に手紙を届けることができる郵便局を利用する者たちの人間模様を、繊細な筆致で描いています。物語に多少の関連性はありますが、シリーズ1作目が未読でも問題なく楽しむことができます。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です

