ブックキュレーターhonto編集員
会話が成立せず、家もゴミだらけ。高齢親との関係で困ったときに読むべき本
高齢になった親に対して「よかれ」と思ってやったことでも、否定されたり、拒否されたり・・・そんなことが続いて「もう関わりたくない」と思ったことはありませんか?それでも、親と過ごせる時間は有限です。どう関われば親も子どもも、お互い機嫌よく過ごせるのか。高齢親との関係性に困ったときに、役立つ本をそろえました。
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30年以上、高齢者や認知症の人と関わってきた介護のエキスパートが監修を務める一冊。高齢親への言葉がけのポイントは、「共感しながら受け流す」ことにあるそうです。本書では、高齢親への効果的な言葉がけをシーンごとに紹介しています。よい言葉がけとNGな言葉がけが対比されているので、日常会話を見直すきっかけにもなるでしょう。
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離れて暮らす親の生活が心配になったら、生活を助ける道具を導入してみてはいかがでしょう?本書には、親の自立をサポートする道具やアイデアが満載です。道具を賢く使えば、親の見守りや介護が劇的に楽になり、ストレスも減ります。いい福祉用具の選び方や、必要な道具を見極めるチェックリストも付いています。
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親なきあとの実家やお墓は、子どもにとって大きな悩みの種です。本書では、維持費総額1800万円、2トントラック10回分の遺品整理など、実家じまいのリアルが語られています。実家の処分、家財整理、墓じまいについて、各専門家の適切なアドバイスも掲載。読めば今現在、親とどう関わるべきかも見えてくるはずです。
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人気主婦ブロガーが自身の高齢親の介護経験を4コマ漫画でまとめています。「子どもの世話にはならない」と豪語していた両親も、失明や認知症で自分たちだけでは生活が困難に。50代の娘姉妹が奮闘した両親の介護のすべてが語られます。衰えていく親を前に葛藤や不安だらけですが、温かい親子関係も描かれています。
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著者は1人っ子。遠方に住む高齢親の介護は公的支援をフル活用して、自身の仕事や生活に負担がないようにしています。「親の側にいることが親孝行」という固定観念を捨て、適切な距離感を保つことで、お互いに機嫌よく過ごせている・・・とのことで、今まさに介護真っ最中で悩んでいる方にとってヒント満載の一冊です。
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