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みんなのレビュー2,463件

みんなの評価4.1

評価内訳

2,463 件中 16 件~ 30 件を表示

紙の本

残酷さと優しさの共存

2004/09/26 02:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:チョビ - この投稿者のレビュー一覧を見る

伊坂幸太郎という作家は、いろんな意味で不思議な存在だ。伊坂作品を読んだ人とであれば1時間でも2時間でも語り合える気がするのに、未読の相手に対しては「こうだからいいんだ」と説得するための言葉を思いつかない。「とにかく読んで」と熱意によって相手の心を動かすしかないのだ。この小説のあらすじを伝えるにしても、ものすごく長い説明になるか、さもなければ「カカシが死ぬ話だ」と一言で済ませるかのどちらかしかないような気がするし。
「オーデュボンの祈り」はデビュー作。作家はデビュー作を超える作品を書けないとはよく言われることだが、伊坂さんは一作ごとに前作をしのぐものを書かれている稀な作家の一人ではないだろうか。それでもあえて、この小説が特に優れている点を挙げるとすれば、出てくるのが脇役に至るまですべて(悪役を含めて)印象的なキャラクターばかりだということかと思う。伊坂さんの人物造形の素晴らしさはいまさら言うまでもないのだが、どの登場人物も忘れ得ぬ印象を残す。ひとりとして“端役”と感じられないくらいだ。
伊坂作品においては、悪役はもうほんとうに感じが悪く、理不尽な暴力が描かれることも多い。それでも読み終えて心に残るのは、その作品に存在する限りない優しさである。「とにかく読んで」いただければと思う。

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紙の本

小さな謎解きもたくさんつまったミステリー2回目読んでこそ楽しめる

2008/08/17 15:14

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:homamiya - この投稿者のレビュー一覧を見る

小出しにちりばめられる謎、ヒント、糸口。
とても1回読んだだけではちゃんと読みきれない。謎が多すぎるから。
2回目こそ楽しめる本。
主人公のひらめきも小出しで、じわじわわかってゆく真相に読者は耐え切れず、先へ!先へ!となってしまう。
2回目に読んでやっと、ああ、これも!これも!伏線だったんだ!とわかる。

●仙台でコンビニ強盗に失敗して、パトカーで搬送中に事故に遭い、逃げ出して気がついたら「荻島」という島に連れてこられていた主人公。
仙台の沖に位置するこの島には、数千人が住むが、誰にも知られていない小さな島で、江戸時代から150年間、島の外と交流なく孤立して存在している、という設定。
主人公を島に連れてきたとどろきという男だけが島の外に出かけ、必要な物資を仕入れる他は。

島には、しゃべるカカシ「優午」がいて、何でも知っている、未来も見える。
桜という男がいて、悪事を働くと、この男に銃で撃たれる。桜による殺人は、全島民にルールとして受け入れられており、警察沙汰にもならない。

少しずつズレている島にいる、様々な人々。
ウソしか言わない画家、地面に寝転んで遊ぶ少女、雨の前に木に登る猫。
何故ウソを?何故地面に?何故雨がわかる??
それらにもちゃんと1つ1つワケがある。そういう小さな謎ときもあわせると、とても1度で読みきれない。

小さな謎の積み重ね。
そして物語の軸となる大きな謎として、カカシの優午が殺される。
なぜ。だれに。また、カカシは自分の死を予測できなかったのか?

そしてさらに大きな謎として、島に伝わる『この島には大事なものが、欠けている』という言い伝え。
『島の外から来た者が、欠けているものを置いていく』と。
外から来た主人公には、それがわかるのか?島民はそれを手にできるのか?

登場人物も謎も多い。よく1つの本でこれだけ惜しみなく出せるものだと感心する。また、その多さにも関わらず「えー、よくわからない・・・もーいいや」と放棄させない筆力がすごい。

コトバが洒落ているのも、放棄させない力の1つ。

「花を育てるのは、詩を読むのと似ている」
だとか。

また、ストーリーとは関係ない逸話がちりばめられており、それがまたイチイチ興味深くて気がまぎれるのもある。

『動物を食べて樹を削って、何十、何百の犠牲の上に1人の人間が生きている。そうまでして生きる価値のある人間が何人いるか。
「ゼロだ」と桜。』

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紙の本

とにかく洒落た会話。奇抜でさわやか。

2005/01/31 02:01

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ざれこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

伊坂幸太郎という名前は、最近あちこちの書評サイトで見かけていて、
どれもこれも面白そうなことが書かれていた。
しかし大多数の人間が面白いと豪語しても、
私の気に入らない作家はいる。もしそうだったら、この楽しみを
どうしたらいいんだろう。と思いつつ、初挑戦でこの文庫を手に取った。

私の心配は杞憂に終わった。
文体がすごく洒落ている。こういう洒落た文体は大好きだ。
まあ、正直言うとちょっと村上春樹に似てる文体だと思うけど、
似すぎてもないし、だから気に入ってるのもあるから、許す。

江戸時代から鎖国している荻島。
そこにはしゃべって、未来を予測するカカシがいる。
コンビニ強盗をやらかして逃げていた伊藤、いつのまにやらその島にやってきてしまう。
そして伊藤がカカシの優午としゃべった翌日、優午が殺される。
予知できたのに何故?
そして優午が言う、「島に欠けているもの」とは?
それを島の外から誰かが持ってくるらしいのだが…

島には変な人ばかり住んでいます。
人殺しが「島の法律」として許されている桜という男、
うそしか言わない画家、太って動けないウサギ。その他もろもろ。
変な人ばかりだけど、いとしいキャラたちが動き回って、
ありえない島が愛しい島になります。

そして、あまりにもありえない設定で(だってカカシが「殺される」のよ)
でもきっちりミステリになっていて、 何気ない出来事がすべてパズルのように
組み合わさっていくラストは、なかなか圧巻でした。
まあ、ちょっと拍子抜けした部分も正直あるけど…

最後の展開は私は好きでした。ざまあみろやで。

そして、聞き逃してはいけないのです。主人公の皮肉を。
それも一番くだらない皮肉を、です。
そこらへんの伏線、すごく洒落てるなあと思いました。

最後に島に欠けているもの、それが最後にわかったとき、
ああ、この作家さんはこういうことをかけがえがないと思う人なんだ、と思い、
それが嬉しくなり、また島がそれを手に入れたときにどれだけ楽しくなるかを
想像すると、またほくそえんでしまいます。

オーデュボンって、実在の人物らしい。
そういう人が絡むのも、しゃれてるよなあ。

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紙の本

案山子が『軸』になっている。

2022/12/03 17:37

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る

実は伊坂幸太郎氏の著書はこれが初めてでした。本作がデビュー作という事でした。出身大学が東北大学という事もあってでしょうか、舞台は宮城県です。
 さて本作ですが、確かに不思議な感覚を以て読み進む事となり、そうして読了へと至りました。ミステリー要素あり、ファンタジー要素あり、時代移動あり、といった複数要素を抱え込んだ類の無いジャンルといった感じです。
 そういった中で際立つ中心が喋る案山子です。本作は案山子がキーとなっています。登場人物が多い本作で結局の所皆が集約されていくのが案山子です。
 離島での一夏の出来事、といった期間でのストーリーですが、もっと長い期間滞在していた感覚に見舞われます。終始不思議感の波に襲われ続ける一書でした。

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紙の本

好きな世界観

2022/10/31 14:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yomogi - この投稿者のレビュー一覧を見る

カカシがしゃべったり謎の殺し屋がいたりするけれど違和感なくリアルに受け止められる世界観。読後感が気持ちいい作品。

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紙の本

不思議な感覚

2019/10/17 20:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る

不思議な島、不思議な住人、不思議なセリフ。そして題名の意味が分かる時の感覚。初めて読んだ時は驚きました。

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紙の本

本屋には本との出会いがある(2)

2015/09/30 22:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kyod - この投稿者のレビュー一覧を見る

虎ノ門のスターバックスのとなりにあった書店で偶然見つけました。2003年当時、伊坂幸太郎という作家は名前を聞いたこともなく、当然(これがデビュー作なので)作品を読んだこともありませんでした。平積みしてあったのは、文庫化されて間がなかったからでしょう。
オーデュボン、という不思議な響きに惹かれました。
コンビニ強盗に失敗して逃れてきた不思議な島で、不思議な出来事に巻き込まれる主人公と、不思議な案山子と、リョコウバトのお話です。
クール(!)な語り口と、よく計算されたストーリーは、ここからはじまる伊坂ワールドの片鱗を見せてくれます。
いまや押しも押されもせぬ人気作家の伊坂幸太郎ですが、個人的には、そのデビュー作で出会えてとても幸せだったと思います。なぜって、この作品で伊坂幸太郎にハマって、あとを追うように出る作品を読んで、なんだか伊坂ワールドの成長と進化を一緒に味わえたような気がするから。
伊坂幸太郎未読者には、まずはこのオーデュボンの祈りをオススメしています。

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紙の本

予知するカカシ

2015/08/29 20:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nazu - この投稿者のレビュー一覧を見る

ファンタジーのような設定だけれど、文章はなんだかリアリティがある。ものすごく嫌な奴が出てきて、嫌な気分になるところもあるけれど、読後感はとてもいい。

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紙の本

スタイル確立済み

2015/03/22 04:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る

今更ながら大好きな伊坂幸太郎さんのデビュー作。未来を視ることができる喋るカカシの優午。「この島に足りないものは何だろう」そう聞かれても優午は教えてくれない....。既にこのスタイルは確立されていたという訳か。このうえ他の作品ともリンクしていると聞けば、読みださないはずがない。

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紙の本

荒削りな面もあるが伊坂氏のもっとも得意とするところである卓越した伏線張りがデビュー作からたっぷりと堪能できる。

2005/07/10 00:12

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トラキチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ご存知、今をときめく伊坂幸太郎のデビュー作。
文庫化にあたりかなり改稿されたとのこと。
伊坂作品はまるでトレンディドラマを観るような感覚で楽しく読める。
私は氏がもたらした読書離れに対する功績はとてつもなく大きいような気がするのである。
本作はデビュー作ながら、伊坂氏のもっとも得意とするところである“卓越した伏線張り”が堪能できる。
内容的にはファンンタジックなミステリーと言えよう。
仙台から少し離れたところにある100年以上も鎖国を続けている“荻島”に、コンビニ強盗を失敗し逃亡中の主人公伊藤は連れ去られているところから物語が始まる。
荻島に住む人々がなんとも奇想天外で度肝を抜かれる。
嘘つきの画家園山、体重300キロのウサギさん、島の規律として殺人を繰り返す桜など・・・
個人的には架空の島である荻島に住む優午という“カカシ”の幻想性と彼をとりまく奇抜だが憎めない人物と、現実に伊藤を追いかけるために手段を選ばない残忍な警察官・城山とのコントラストが一番の読ませどころであり、作者の弱者への暴力の否定に対する願いがこめられているような気がした。
シュールな世界の中に現実感をもたらせた作者の意図は読者に十分に伝わるのである。
余談になるが、作中に“名探偵”に対する定義的な表現があるのであるが、本当に的を射ていてドキッとさせられた。
やはり伊坂幸太郎は読者の小説に対する“世界観”を変える凄い作家である。
少し物足りない点を書かせていただいたら、やはり主人公(というか語り口)が個性的でないこと。
島に滞在して成長を遂げたとか、あるいは強盗を起こしたことの反省であるとか、また恋人静香とのもう少し詳細な過去とか・・・
前述した名探偵的な役割を担っていると解釈するべきであろうか・・・
結論として近作に見られる軽妙洒脱な文章も本作においては多少なりとも不完全なような気もするのであるが、その後の伊坂氏の見事な成長振りを実感するためにはやはり必読の1冊だといえそうだ。
あと登場人物がリンクするので古い作品から順に読まれた方がより楽しめるのも間違いのないところであろう。
私の感想には何の伏線もありません、あしからず(笑)
活字中毒日記

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紙の本

シュールで軽妙で奇妙な浮遊感覚

2005/03/26 20:14

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 どことなく高橋留美子の世界を思わせる、シュールで軽妙で(高所恐怖症の人間ならきっとゾッとするに違いない)奇妙な浮遊感覚が漂うユーモア・ミステリー。殺されるのは、鳥を唯一の友とする、優午という名の喋るカカシ。優午は未来を予測することができるが、未来を変えることはできない。それはちょうど小説の中の名探偵のようなもの。事件の真相を解明することはできるが、犯罪を止めることはできない。舞台は、江戸時代以来ずっと鎖国のまま、ただ一人の「商社マン」によって外界とつながっている荻島。島には古くからの言い伝えがある。それは「この島には何かが欠けている」というもの。先に探偵役が殺されてしまうという、倒叙ならぬ倒錯したミステリーにふさわしい捻れた時空。これをファンタジーや寓話と受けとってしまうと、この作品は楽しめない。記号を、それが意味するものにおきかえて事足れりとするなら、それは論文を読むのと同じこと。意味すること、あるいは謎の解明プロセスそのものを楽しむのでなければ、小説を読む意味がない。たとえ、記号に意味がないとしても。あるいは、真犯人がいないとしても。

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紙の本

いいなあ、このカバー。単行本より文庫版のほうが上じゃあないかなあ。もしかして小説の中味もそうだったりして。今、もっとも注目されている作家の一人、伊坂のデビュー作、心して読もう、驚くぞ

2003/12/02 20:21

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

世の中には、自分の時代感覚が試されるような本が存在する。例えばウィリアム・ギブソン『ニューロマンサー』、これはコンピュータ時代の幕開けを告げる作品と評判だったけれど、出版当時の私には全く理解できなかった。楽しむ以前の問題。それに比べれば、P・K・ディックなどは易しい、ヤサシイ。

その点、推理小説の場合は簡単だ。話が理解できないときは、90%は作者の未熟さが原因だ。文章上の表現能力もあるけれど、自分でも何を書いているのかわからないんだろうなあ、というのを見かけたものだ。特に、10年前の京大生の諸君、わかるかね、君たちだよ、といっていれば安心できた。

ところが、何と京都大学ならぬ東北大学から、そうした私の心の平穏を脅かす作品が現れた。いま、『重力ピエロ』が評判の伊坂幸太郎のデビュー作がそれだ。いやあ、ぶっ飛んだ。東北大学には革命児が出るとは聞いていた(たとえば新しいところで田中耕一、西澤潤一、大見忠弘などがそうだ)けれど、文学では佐藤賢一の登場以来といっていい。

主人公の伊藤は、幼い頃から同級生の城山に苛められ続けてきた。それは城山が警察官となった現在も変わらない。その悪縁から逃れるために伊藤が向った仙台沖の荻島は、江戸時代以来、鎖国に近い状態。いや、それでも本土との定期便はあって、限られた人間だけが行き来しているという。

そして島には、口を利く案山子 優午がいる。彼?は島の人々の未来を予言するが、その彼がある日、殺された? なんと言ったらいいのかなあ、話が見えるようで見えてこない。おまけに恋人静香と伊藤の置かれた状況が変である。ともかく人間関係が普通ではない。正直200頁あたりまで読んだところで、読むのをやめようかと思った。

でも我慢はしてみるもの、300頁あたりから何故か慣れて来る。未来を予知する案山子は、何故自分の死を予知できなかったのか。伊藤は、迫る城山の追求の手を交わすことが出来るのか。城山の魔の手が伊藤の恋人 静香に迫るあたりで、話自体は嫌な展開ではあっても、何となく楽しんでいる自分を発見する。

謎解き部分はガチガチの本格。でも、どこか変。それが分っているだけに、困る。新潮ミステリー倶楽部賞受賞で、しかも問題作とあるのが納得できる。もしかしてこれってファンタジー? むむう、珍しく新潮社が「外したか」という感じ。それなりに読むことが出来るだけに、踏絵の前に立たされたような気がしてならない、お、お代官様、ゆ、ゆるしてけろ、だね。

これに比べれば舞城王太郎は、その才能の凄さも含めて、まだ分りやすい。それにしても、話をする案山子が殺される本格推理小説なんて、あんまりぶつかりたくないなあ。わたしゃ、前衛、苦手なんだよね。

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紙の本

天才バカボンの世界

2013/06/03 10:58

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る

登場人物の個性をいかに想像するかがこの本の面白さだと思う。私は、赤塚不二夫の天才バカボンの世界を感じました。

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紙の本

オーデュボンの祈り感想

2017/07/08 19:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:右ソルデ - この投稿者のレビュー一覧を見る

伊坂幸太郎先生のデビュー作。
どういう頭をしていたら、どういう経験をしていたらこういう発想になるのだろうかと思う、かなりシュールな設定。
何気ない、断片的なことが私にはつながらないまま物語の終盤で急速につながりだす。この伏線の回収の仕方は凄いと思った。
カオス理論、ミステリー小説の主人公の役割の伊坂先生の解釈、面白かった。

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紙の本

不思議な世界

2014/12/22 00:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:UMI13 - この投稿者のレビュー一覧を見る

異次元に迷い込んだ感じ。
もとの世界に戻るにはどうしたらよいのだろうかと考えつつ読みました。

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