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これって
2020/12/19 16:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうやら、賛否あったらしいですが、私は好きです。
ミステリには驚きを提供してほしいと思っているので、こういう驚き方もあり。
まんまと騙されました。
2024/03/17 21:44
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投稿者:kisuke - この投稿者のレビュー一覧を見る
数多いアガサ・クリスティのミステリーの中でも、必ずランキング上位に挙がる名作。日本でもドラマ化されました。
どんな作家にも独特の癖があって、同じ人の作品を何冊か読むうちに、犯人のおおよその検討がつけられるようになることがあります。
でもこの小説には見事に騙されました。フェアでもアンフェアでも構わない、よくこんな手を思いつきましたね!と拍手喝采です。
完成度の高いミステリー
2022/04/30 23:42
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投稿者:yino - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書について、「フェアかアンフェアかと議論が起こった」ということは知っていましたが、なるほど本書刊行時のミステリーは、より格式や形式を重視する風潮だったんだなと感じました。ミステリーとしては、「容疑者達の嘘」が一つのポイントとなっており、嘘をひとつずつ明らかにしていき、真実を積み重ねていく過程は説得力があり素晴らしいです。同時に「ある人物の嘘」こそがこの本そのものにとって重要な役割を果たしている点も趣深い。すべてを知った上で改めてタイトルの意味を知るとゾッとします。
先が読めない、読書の醍醐味。
2022/01/17 22:21
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投稿者:tapiko96 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『アガサ・クリスティー99の謎』(早川書房)の解説で、棋士の羽生善治さんが『アクロイド殺し』について「犯人が分からなかった」と書かれているから、ええっあの先の手を読める棋士でさえ、騙されてしまった筋立てとはどんなものだろう?と興味を持った。
同じ本にアガサ・クリスティー自身が選んだベスト10も載っていて、2位がこの『アクロイド殺し』だった(1位は『そして誰もいなくなった』、3位は『オリエント急行の殺人』)。
実際に読んでみて驚いた。『そして誰もいなくなった』を読み終わった後、しばらく打ちのめされた感があったが、『アクロイド殺し』も同様。
途中の展開が少しじれったいところもあるが、名作であることに間違いない。
これを書き終えた時のアガサ・クリスティ―の得意顔が目に見えるようである。
結末を早く知りたくて(終わり近くになって、名探偵ポアロが「明日の朝、真相を…」などと言って焦らすし…)、最後のページや解説を先に読みたくなったりもしたが、ぐっとこらえて、ページを読み進めた。
テレビのドラマでも、ネットでもなく、本でミステリーを楽しむ、ということを堪能できた作品でもあった。
キャロライン万歳
2021/12/29 19:50
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
フェアか、アンフェアか論争となったそうですが、勘が良ければそれだけで犯人がわかってしまうかもしれません。最後まで読んでからすぐに最初のページに戻ってしまう作品です。シェパード医師の姉、キャロラインがとにかく良いキャラクターで大好きです。
なるほど
2020/05/12 11:22
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
もしかしたら、ミステリとしては反則?
アリだと思いますけどね。
最後まで違和感なく読めたし。
それより、メイドだか何だかの仕組みがよく分からない。
驚きの犯人
2020/04/01 16:34
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
古典的なミステリーと思いきや、発想の斬新さに驚かされます。名探偵ポアロの存在感も、霞んでしまうほどの真犯人でした。
こういう意味だったのか
2019/06/11 01:55
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投稿者:Corneille - この投稿者のレビュー一覧を見る
一番最近のドラマ化をきっかけに購入しました。原作のトリックが発刊当時物議を醸したという事を目にしたことも購入の理由の一つです。ミステリーそのものが王道になりきった現在では、そんな物議を醸すほどか……? というのが読み終わった時の感想でした。一人称ならではという手法の最初と呼ばれるだけあって、ラストを知っていても読ませるなあという印象。ここまで一人称で書ききる筆力は圧巻です。
読むだけで……
2019/05/12 13:42
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投稿者:伽羅弍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「読めば"すごさ"がわかる!」とよく聞いていたが、納得した。
本を開いた瞬間から、その"トリック"は始まっており……
フェアorアンフェアかは、判断が難しいが、読んだ者しか味わえない作品となっている。
不朽の名作
2017/04/17 12:03
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投稿者:まんだかず - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりの購入しての再読です。
ずいぶんと字が大きくなって読みやすいです。
当然、犯人は知っていて読むすすめるも
十分に楽しめます。
カギとなるページを何度も読み返してみたり、
最後にポアロの推理が光ります。
かぼちゃに八つ当たりするポアロも。