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紙の本
とんび
2024/01/25 15:40
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和のおやじという言い方がピッタリな市川安男(通称ヤス)。ヤスは妻の美佐子と息子のアキラと生活している。ヤスは昔はパチンコ・麻雀等のバクチをしたり、飲み歩いていたりしたのだが、アキラが生まれてからは真面目な生活に一変した。幸せに暮らす家族に悲劇が襲う、美佐子が荷物の下敷きになり亡くなってしまったのだ。それから昭和のオヤジのヤスと現代っ子のアキラの奇妙な生活が始まるのだが・・・・・。
ドラマを観て本を読みましたが、両方良かったですね。テレビドラマはあまりいいとは思いませんが、このドラマの主役の内野聖陽が特に良かったですね。作者の別の作品も読んでみようと思います。
紙の本
親は海になれ。
2022/05/16 19:13
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
重松清氏は「流星ワゴン」から入り、「エイジ」を経て、なぜか「黒猫ノア」に飛んで、久しぶりに戻ってきたのが今作という読み方をしている。
なんというか、映像化されるにふさわしい、完成度の高い作品だと思う。
そして、「親は海になれ」。
名言だと思う。
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家族愛
2022/04/29 01:23
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族愛というよりは、父親から息子への愛ですね……。涙する場面もあるし、こんな父親いないでしょ、とツッコミたくなる場面もー。でも、こんな父子家庭、うらやましくなりました
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父親と何か
2021/09/22 21:11
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投稿者:Jung - この投稿者のレビュー一覧を見る
今はもうこんな父親はいないかも。父親像とはということを否が応でも考えさせられます。いい話でした。
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愛情にあふれています
2020/07/15 19:54
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投稿者:てくちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
親父の家族愛が半端ないです。わたしも小学生時代ですが父親を亡くしていますので少々自分の幼い頃と重なるところがありました。現在、私も父親となりヤスさんと同じような事がありました。私も年を取ったせいか涙もろくなってしまいましたので、とても電車の中では読みにくかったです。とても感動できる1冊です。
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いろんな意味で懐かしい物語
2020/06/19 23:14
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずいぶん前にドラマ化がされて、かなりはまって見たなぁ...とその原作をいまごろ手に取る。
この父と子の成長の物語は、やはり父のキャラクターがなんとも言えない。
戦後から高度経済成長期あたりの“日本人の父”の一典型なんだろうけど、愛情過多でうっとうしく、そして、その愛情過多に自らも振り回されつつ…みたいな人。
それを、愛嬌たっぷり、愛情たっぷりに演じた、ドラマバージョンの役者さんたちもすごかったなぁ(堤真一氏と内野聖陽氏)と懐かしく思いかえしつつ、そうだ、この物語自体も、なんとわなしに懐かしさあふれる物語だといまごろ気が付く。
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愛情にあふれた作品
2020/02/13 13:03
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
不器用で照れ屋だが、息子・アキラへの愛情にあふれるヤスさん。愛妻を亡くし、周りの人達の優しい手をかりて、一生懸命アキラを育てるヤスさん。アキラを想うあまり、すぐヘソを曲げるヤスさん。ヤスさんの心情に、泣けてくる。いいお話。ヤスさんもだが、登場人物が皆、情にあふれている。じんわりしてくる。
昔、ドラマで観た内野聖陽さんのヤスさんが、小説を読んでいると生き生きと動いてくる。ぴったりの役だったんだなぁと、今さらながら思った。
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『ステップ』の息子版
2017/10/17 23:08
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投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
父と息子の成長物語、同じく重松氏の作品『ステップ』の息子版みたいと思った。ただ、ステップよりも熱い思いにあふれてると感じました。個人的には『ステップ』のほうが好き。
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昭和の匂いの漂う小説。
2016/10/19 22:38
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投稿者:Bijou - この投稿者のレビュー一覧を見る
この方の小説は家族を描いたモノが中心ですが、これもご多聞に漏れず家族モノです。ただ、完璧な幸せな家族ではない家族の話。昭和の高度成長期からバブルが弾けて変わって行く時代に住む、地方都市の父と子を描いた物語です。四十代半ばから五十代の方には懐かしく、それより若い方にはちょっとレトロな昭和の匂いがする小説です。日常に疲れている時に読むと、肩の力が抜けて小さな幸せを感謝出来る気にさせてくれるお話です。
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ドラマとはまた違った良さ
2016/06/11 23:46
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投稿者:TTTR - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前放映されたドラマで知った、この「とんび」ですが、読んでみてテレビとはまた違った良さを実感しました。
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父親の苦悩
2015/10/29 21:03
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投稿者:なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
奥さんを無くして息子と二人生きていく父親の苦悩を描いています。
父親の不器用だけど愛情深いキャラクターがすきでした。
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ドラマ
2015/03/27 07:17
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投稿者:東野ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマが2013年1月にTBSで放映していて、その当時購入しました。
ドラマを見ているときに、続きが気になって仕方がなくて思わず購入した次第です。
やっさん、みさこさん、旭役はそれぞれとてもマッチした俳優と女優が演じていると
思いました。
広島の備後の様子がドラマより情景が想像できます。
また、広島弁もたくさん出てきます。
父子家庭で育った旭がたくさんの大人たちによって純粋でまっすぐ育った描写、
人の情を感じて胸が熱くなる本です。
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ストレートな親子愛
2015/03/19 00:30
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマ化を機に、文庫本を買いました。
重松清さんの作品というと、個人的には「その日の前に」が好きなのですが、本作はそれに似たストレートな愛情を感じます。
ドラマでも大きな魅力になっていましたが、不器用でまっすぐな父親とその息子のやりとりがとても魅力的です。親のことを鬱陶しく思う10代~20代の人にこそ読んで欲しい一冊です。
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今はアキラ
2015/01/30 23:14
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投稿者:コサック誠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだ親になっていない今は、どちらかというとアキラの気持ちでこの小説を読んだ。
ヤスさんの心持ちを中心に描かれている物語なので、「自分の親も自分のことをこんな風に思ってくれていたんだろうか」などと想像しながら読み進めた。
どこか親の日記を盗み読みしているような後ろめたさもあったけれど、アキラも自分もきっとものすごく愛されているんだと思うことがてまきた。
いつかヤスさんの気持ちで、またこの小説を読み直したいと思う。
紙の本
涙を搾り取られました
2013/08/28 23:52
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投稿者:くりんぐりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
重松作品とは涙腺のツボがあっているのか、涙を搾り取られました。
ベタな話といえばベタですが、とにかくうまい。
主人公は、私の嫌いなタイプの暑苦しい男ですが、読み終えた時には好きになっていました。
脱帽。