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電子書籍
米澤穂信のデビュー作
2022/11/23 01:43
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投稿者:ゆみこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
米澤穂信のデビュー作です。
古典部という風変わりな部活動から繰り広げられる日常ミステリー小説。「氷菓」というタイトルは珍しいなと思いながら、全くこのタイトルになった片鱗がわからずに読み進めていましたが、最後にその謎が明かされます。
主人公の元に届く姉の手紙も物語に謎とヒントをもたらしてくれる山椒のような味わい。さっぱりと読みやすく、読後は謎が明かされた満足感に浸れます。
電子書籍
若々しいけれど安定感がある
2022/03/27 21:27
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投稿者:うみしま - この投稿者のレビュー一覧を見る
単行本で読むのは2作目です。以前読んだものより古い作品なので、若々しい感じがしました。しかし、謎解きは安定感があり、読んでいて違和感はありません。物の見方が、深く、面白く読むことができました。古典部のこれからも読んでみたいと思いました。
紙の本
氷菓って
2022/02/07 06:56
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルもポイントでした。アニメ見た方は、読むと細部がわかるのでオススメですあ(あの放火事件の京都アニメーション制作だったと思います)奉太郎の古典部って、こんな活動か……
紙の本
あとがきに書かれた謎かけ
2017/07/28 20:39
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作を読んでいて気になることはご都合主義だと思います。外国にいる主人公の姉の供恵が、まるで主人公の折木奉太郎の行動を見張っているかのようなタイミング、内容で手紙を送ってきたり、問題の文章を書いた人物が司書を務めていたりと、そういったところは気になっていたんです。最後のあとがきで、6割は純然たる創作であるが、残りは史実に基づいていると著者は述べています。さらに創作部分と史実部分を見分けるコツとしていかにもありそうな成り行きは創作であり、ご都合主義っぽい部分が史実であるとのことで、これこそ本書最大の謎かけでしょう。
紙の本
面白かったです
2021/11/19 11:24
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投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
台はとある地方の高校、主人公は何事にも一歩引いて積極性を見せない男子高校生。彼の卓越した洞察力をもって、30年以上前に高校で起こった事件の真相に迫る、軽い推理物です。事件の裏で犠牲となった男子生徒の声なき声を聴くという結末は面白く思いますが、ミステリーとしては非常に軽く、物足りなく感じました。
電子書籍
ちょっと期待したのですが
2019/05/06 21:14
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投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
米澤さんのライトミステリと聞いて、ちょっと期待したのですが、残念。私の好みには合いませんでした。読めないわけではないけれど、でもちょっと・・・という感じです。
紙の本
物足りなさを感じる
2016/05/21 22:41
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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
今をときめく人気作家である米澤穂信氏の処女作です。
料理で言えば美味しいのだけれど何か物足りないような
薄味であっても出汁が効いていれば美味しくいただけのだけれど
ちょっと決め手に欠けたような味わいかな。
ごく普通の日常の中にミステリーを構成していく作風は
ある意味地道で大変な創作方法だとは感心します。