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紙の本
面白かったです
2021/11/19 11:24
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投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
台はとある地方の高校、主人公は何事にも一歩引いて積極性を見せない男子高校生。彼の卓越した洞察力をもって、30年以上前に高校で起こった事件の真相に迫る、軽い推理物です。事件の裏で犠牲となった男子生徒の声なき声を聴くという結末は面白く思いますが、ミステリーとしては非常に軽く、物足りなく感じました。
電子書籍
ちょっと期待したのですが
2019/05/06 21:14
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投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
米澤さんのライトミステリと聞いて、ちょっと期待したのですが、残念。私の好みには合いませんでした。読めないわけではないけれど、でもちょっと・・・という感じです。
紙の本
物足りなさを感じる
2016/05/21 22:41
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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
今をときめく人気作家である米澤穂信氏の処女作です。
料理で言えば美味しいのだけれど何か物足りないような
薄味であっても出汁が効いていれば美味しくいただけのだけれど
ちょっと決め手に欠けたような味わいかな。
ごく普通の日常の中にミステリーを構成していく作風は
ある意味地道で大変な創作方法だとは感心します。
紙の本
高校が舞台のミステリです
2013/09/16 12:51
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:森羅万象 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いわゆる日常系ミステリです。
殺人は起こりません。
レンタルDVDで1巻観ただけなので、続きが気になり買いました。
ところで、養子と書いて養子さんと言う名前、珍しいか?
電子書籍
☆氷菓☆
2024/04/21 01:13
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投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
米澤穂信氏の《古典部》シリーズの第1作目です。
古典部に入部した、自称「省エネ主義者」の折木奉太郎は、同じく入部した千反田えるに振り回されて日常の謎を解くうちに、過去に文化祭のため制作された文集「氷菓」に秘められた33年前の真実に迫っていくこととなる。
何気ない文化祭1つをとっても、往年の生徒の思いが、(当時の心境は風化していったが、)「カンヤ祭」「氷菓」といった言葉として脈々と受け継がれている、という流れは、人の死なない日常ミステリーとして面白かった。
紙の本
☆氷菓☆
2024/04/21 01:12
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投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
米澤穂信氏の《古典部》シリーズの第1作目です。
古典部に入部した、自称「省エネ主義者」の折木奉太郎は、同じく入部した千反田えるに振り回されて日常の謎を解くうちに、過去に文化祭のため制作された文集「氷菓」に秘められた33年前の真実に迫っていくこととなる。
何気ない文化祭1つをとっても、往年の生徒の思いが、(当時の心境は風化していったが、)「カンヤ祭」「氷菓」といった言葉として脈々と受け継がれている、という流れは、人の死なない日常ミステリーとして面白かった。
紙の本
すぐに読めた
2023/08/10 08:32
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投稿者:onEonE - この投稿者のレビュー一覧を見る
本、特にミステリー小説を読まない私でも分かりやすい話でした。多くの人が読みやすい本だと思います。
登場人物たちが青春小説にありそうな恋愛や喧嘩をするなどの感情的なシーンはなくて、感情の起伏がない淡々とした話でした。彼らの様子は昔の生徒たちと対比されているのかなと思いました。少し物足りない感じもしますが、話を読んでみるとこれはこれで良いのかなとも感じました。こんな学生生活を送って見たかったです。
電子書籍
米澤穂信のデビュー作
2022/11/23 01:43
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投稿者:ゆみこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
米澤穂信のデビュー作です。
古典部という風変わりな部活動から繰り広げられる日常ミステリー小説。「氷菓」というタイトルは珍しいなと思いながら、全くこのタイトルになった片鱗がわからずに読み進めていましたが、最後にその謎が明かされます。
主人公の元に届く姉の手紙も物語に謎とヒントをもたらしてくれる山椒のような味わい。さっぱりと読みやすく、読後は謎が明かされた満足感に浸れます。
電子書籍
若々しいけれど安定感がある
2022/03/27 21:27
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投稿者:うみしま - この投稿者のレビュー一覧を見る
単行本で読むのは2作目です。以前読んだものより古い作品なので、若々しい感じがしました。しかし、謎解きは安定感があり、読んでいて違和感はありません。物の見方が、深く、面白く読むことができました。古典部のこれからも読んでみたいと思いました。
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氷菓って
2022/02/07 06:56
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルもポイントでした。アニメ見た方は、読むと細部がわかるのでオススメですあ(あの放火事件の京都アニメーション制作だったと思います)奉太郎の古典部って、こんな活動か……
紙の本
あとがきに書かれた謎かけ
2017/07/28 20:39
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作を読んでいて気になることはご都合主義だと思います。外国にいる主人公の姉の供恵が、まるで主人公の折木奉太郎の行動を見張っているかのようなタイミング、内容で手紙を送ってきたり、問題の文章を書いた人物が司書を務めていたりと、そういったところは気になっていたんです。最後のあとがきで、6割は純然たる創作であるが、残りは史実に基づいていると著者は述べています。さらに創作部分と史実部分を見分けるコツとしていかにもありそうな成り行きは創作であり、ご都合主義っぽい部分が史実であるとのことで、これこそ本書最大の謎かけでしょう。
紙の本
日常の謎
2008/05/10 19:26
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投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
日常の中から小さな謎を汲み取るミステリ
細かくヒントを出しながら、直感的な解決で物語を締める
謎を謎として出さず日常シーンに紛れて描かれ、後々ハッとさせられるのが面白い
表に出た謎以外にも、まだ話の中に謎が隠されているよう
紙の本
役割分担による日常からの逸脱
2015/09/16 16:33
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
神山高校に入学した折木奉太郎は、省エネな生き方をしたいと考えている。熱血したり、熱中したり、やりたいことがある人は素直にすごいと思うが、特に羨ましいとも思わない。友人の福部里志からは、灰色の人生とからかわれている。
そんな奉太郎も、海外を放浪中の姉である折木供恵には逆らえない。彼女の命じるまま、昨年度末時点で部員ゼロの古典部に入部したところ、その部室には新入部員の千反田えるがいた。「荒楠神社」十文字家、「書肆」百日紅家、「豪農」千反田家、「山持ち」万人橋家、「病院長」入須家、「重鎮」遠垣内家に連なる地元の名家のお嬢さまらしいえるは、入部の動機を「一身上の都合」といい、「わたし、気になります」と言って瞳を輝かせては、押しも強く他人を巻き込んでくる。
知らない間に部室のカギが締められていた謎から始まり、毎週決まって借りられる本の謎など、学校の中の小さな謎を、えるに引っ張られながら解きながら、伊原摩耶花なども加わり、徐々に古典部の人数は増えていく。
しかしそもそも古典部とは何の活動をする部活なのか?そんな疑問は、司書の糸魚川養子教諭や、えるの伯父の関谷純の過去を巻き込み、「カンヤ祭」と呼ばれる神山高校文化祭の謎に迫っていくことになる。
狂言回しを折木供恵が、名探偵的な意欲を千反田えるが、語り部を折木奉太郎が、名探偵の負の側面を福部里志が、聞き手役を伊原摩耶花が役割分担し、全員が集まることで初めて一人の名探偵が登場する様な構成になっていると感じた。
紙の本
青春小説?
2020/07/30 16:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
優しげなタイトルと、導入部に騙されちゃいけない作家さんです。
ゆるい雰囲気を保ちつつ、やっぱり「社会派」な色がしっかりとついてます。